レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 イタリア映画、楽しいマカロニ・コンバット、その他雑感・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日はイタリア映画について雑感を綴っていきます。暫くお付き合いください。

 

本当は「戦場のガンマン」(1969)を紹介する予定でしたが、DVDで再見して思いのほか良くなかったので、このテーマに変更しました。

 

その昔、私が映画を見始めた頃、ヴィスコンティ、フェリーニからダリオ・アルジェントの怪奇映画、マカロニウェスタン続くマカロニ・コンバット色々な作品が公開されていましたが、昨今はあまり見かけない様に思います。私もイタリア映画から離れているので、最近の才能ある監督を知らない状態です。

 

ですから、最近、見たイタリア映画は「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」(2016)です。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞を受賞した作品なのでまずまずの仕上がりですが、少しばかり考え込んでしまう作品です。

 

個人的には、ヴィスコンティクラスの大巨匠ではなく、マウロ・ボロニーニ、エリオ・ペトリ、フランチェスコ・ロージ監督クラスの方がどっと増えていただくとイタリア映画の楽しみが増えて来ると思うのですが。

 

そうそう「戦場のガンマン」ですね、この映画、イタリア戦線のお話で、ドイツ軍がK作戦なるものを立案し、戦局の好転を考えている。連合軍は特殊部隊ホフマンチームを送り込み、K作戦なるものを盗み出すというお話。ミニトランポリンと野球のボールを武器にして。

対する、ナチ親衛隊ミューラー大佐に扮したクラウス・キンスキーは、とても憎々しく演じてパルチザンも連合軍の女スパイも殺す殺す。連合軍の特殊部隊ホフマンチームも彼の活躍で、一人また一人と。ミューラー大佐は自らシュマウザー機関銃でバリバリとやるんです。珍しいお人です。

 

最後が傑作です。ミューラー大佐達に包囲されたホフマン中尉は投降します。こういうのも珍しいですが、するとミューラー大佐は、逃げろ! ぶち殺してやる! と彼を恫喝し、トリガーに指を掛けるのです。

戦場でのマカロニ味です。ここだけです。画面を見ていて、顔がほころんだのは。

 

全体に、プロットが粗雑で、演技も学芸会に毛が生えた程度で、考証も手を抜き過ぎ。これはダメですね。昔、鑑賞した時は、もっと良かったと思いましたが・・・ 八点鍾

 

それでも、マカロニ・コンバットが言う方は以下のサイトを訪れてください。

 

warmovies.amebaownd.com

 

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キンスキー大佐、物凄く、かっこいい

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ボロニーニ監督 愛すれど哀しく

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ペトリ監督 殺人捜査

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ロージ監督 黒い砂漠(マッテティ事件)

 

「ドッグソルジャー」フリーシネマ派カレル・ライス監督のフィルムノワール、男気溢れるニック・ノルティ・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ドッグソルジャー」(1978)です。

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IMDb

以前「熱い賭け」でご紹介した、怒れる若者たち、フリーシネマ派カレル・ライス監督のフィルムノワールです。映画の完成度から言えば「熱い賭け」ですが、個人的にはこちらの方が何倍も好きです。何故ですかって、そりゃ、ニック・ノルティが物凄くチャーミングだからです。又、CCRの「Who'll Stop The Rain」が効果的に使われています。

 

映画は、ベトナム戦争末期。サイゴンに駐在しているベトナム特派員コンバースは、戦争の現実から精神を病み、ヘロイン2キロを密輸しよう考える。元海兵で今は軍属で米輸送船で働いている友人レイ(ニック・ノルティ)にサンフランシスコの自宅までの移送を頼む。

最初は嫌がったレイだが、引き受ける。輸送船上でクンフーの練習をするシーンがとても良く、これから先に待ち受ける危険を予知しているようである。

 

ジョン宅で妻マージ(チューズディ・ウェルド)にブツを渡すが、組織のメンバーが現れ、レイとマージはブツを持って逃避行に、コンバースは帰国すると組織のボス、アンテール(アンソニー・ザーブ)に拘束され、拷問を受ける。

レイ達は、山の中のヒッピーコミューンに逃げるが、アンテールの仲間に見つかり、アンテールはコンバースを連れて、ブツと交換したいと言ってくるのだが・・・

 

少し前に紹介したスコット監督「悪の法則」とよく似たプロットです。主人公がほんのちょっとした判断ミスをしたことが運命が更にさらに悪い方に動いていく。

アンテールの組織は、警官崩れ組織だからまだ救いがありますが、"カウンセラー"に出て来た麻薬カルテルは、ファレルに拠点を構えた武装組織なので手が付けられません。

 

夫コンバースを助けるため、ブツを持ってアンテールのもとに向かうマージを見て、レイはグレネードをガムテームで縛り付け、M16ライフルを持って救出に行く。もう男気溢れるニック・ノルティに男惚れします。

 

当時、第一次ベトナム戦争映画ブームの「ディアハンター」「帰郷」「地獄の黙示録」に比してこの作品とか「ローリングサンダー」等はひっそりと公開され、地味な扱いでした。

 

今回、この作品(DVD版)を再見していぶし銀のように光り輝いているのを確認しました。近いうちに「ローリングサンダー」もご紹介したいと思います。 八点鍾

 

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右上の用心棒のポスターに注意

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「V フォー・ヴェンデッタ」政府転覆ドラマのノワールフィルムですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「V フォー・ヴェンデッタ」(2005)です。

 

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映画はアラン・ムーア(「フロム・ヘル」)とデビッド・ロイドのDCコミックの映画化で、ガイ・フォークスマスクをつけた"V"という謎の人物に助けられたイヴィー(ナタリー・ポートマン)が彼と共に独裁者サトラーを倒し、イングランドを開放するというお話。監督はジェームス・マクティーグ。

 

そのお話には、ガイ・フォークス火薬陰謀事件、第三次世界大戦でアメリカはパックスアメリカーナからずり落ちて、世界的に大変不安定な状態、イングランドでは治安安定の為、反体制者を収容所に拘束、人体実験をしていたこと等色々な要素が詰まっており凝った作りになっています。

 

ガイ・フォークス火薬陰謀事件は、日本ではマイナー扱いですが、この映画のように英国では有名な事件で、私の好きな作家レン・デイトンの「ベルリンの葬送」(映画はパーマーの危機脱出)では、ラストはガイ・フォークスナイトで敵を倒す趣向になっていましたが、映画ではベルリンの壁に変更されていました。

 

加えて、劇場で鑑賞した時は気付かなかったのですが、"V"のシャドウギャラリーにはかなりの名画が展示されています。こういう一見本筋には関係ない処に、色々と隠し味のある映画だと気付きました。

 

BD版で再見して、大変良く出来た作品だと思い直しました。劇場で鑑賞した時は、イヴィーが捉えられ、拷問を受けるシーン辺りから退屈だなと思い始め、全体を眺めて重い映画という印象でしたが、音楽の使い方(例えば、チャイコフスキー1812年序曲)等、色々なディテールを楽しむ映画の様にも思いました。

 

ただ、現実はそう甘くなく混乱から生まれた革命は混乱を生み続けます。フランス革命も、三名の指導者は全て革命中に命を落としています。そして、ナポレオンが政権を奪っています。ロシア革命も同様です。

マスコミがアラブの春ともてはやした中東での政治運動は、混乱のみをもたらしただけで今もその余波が続いています。                  八点鍾

 

追記 シャドウギャラリーに興味のある方は以下のサイトを訪れてください(英語版)。

www.runboard.com

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シャドウギャラリー

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「狼は天使の匂い」そして、ウサギは野を駆ける。ルネ・クレマン監督のメルヘン風フィルムノワール・・・

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「狼は天使の匂い」(1972)です。

 

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IMDb

写真家トニー(J・L・トランティニアン)は、軽飛行機事故でジプシーの子供を死亡させ、以来ジプシーから命を狙われる。米国国境に近い町で、彼らに狙われ、モントリオール万博会場で、殺人を目撃、殺した男達に捕まり、湿地帯にある古ぼけた家に連れられる。

そこにはチャーリー(ロバート・ライアン)と二人の女シュガー(レア・マッサリ)とペッパー、二人の子分リッツォとマットーニがたむろしており、何やら悪事を計画していた。

トニーはタバコを三本貰い、それを立てることで器用さを証明し、彼らのグループに加わった。

彼らの計画は、ある裁判の証人、警察が高層ビルに保護している、を誘拐することだった。上手く高層ビルに忍び込むことには成功したが、証人は既に自殺しており、仕方なく別の方法を考えるのだが・・・

 

巨匠ルネ・クレマン監督のフィルムノワールです。この映画が公開された時、名作「雨の訪問者」とは違い、少しばかりメルヘン風だったので一部の人からは不評でした。ほぼ半世紀を経て、改めて鑑賞するととてもユニークなフィルムノワール作品だということが判りました。

 

前回ご紹介した「ザ・コンサルタント」は怖いぐらいのフィルムノワールでしたが、こちらはルイス・キャロルの「不思議な国のアリス」のメルヘン風不条理さをまぶしたフィルムノワールなので、明るくのんびり鑑賞できます。スイッチを切り替えて、こういう犯罪映画を楽しみのも一興でしょう。

ロバート・ライアンは大変役柄に合っています。警官隊に囲まれ、警官隊に応戦するのではなく、トニーとビー玉を賭けあってチェシャ猫看板を撃ち合うシーンは、大変ユニークです。フレンチノワールの面目躍如です。

 

今回鑑賞したのは、デジタルリマスター版DVDで上映時間が約140分、劇場公開された時は120分強だったと記憶しています。実際、古いLDと比較すると、軽飛行機事故のショットがより細かくインサートされていたり、同様に子供のシーンも追加されており、よりメルヘン風な味わいになっていますが、全体の印象は変わりません。但し、古い映画のDB版より優れた画質に驚きました。

 

最後に、ペッパーを演じたティサ・ファローはミア・ファローの妹です。日本で公開されたのは彼女の映画は、B級作品を除くとこの作品と「マンハッタン」だけだと思います。                               八点鍾

 

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「ザ・コンサルタント」アメリカ社会の裏側を覗かしてくれるフィルムノワール・・・

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・コンサルタント」(2016)です。

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IMDb

実はこの作品、ベトナムにいる時、見ようとしましたがスケジュールが合わなくて、断念しました。監督も良く知らない方だったので。でも、何か記憶の片隅に残っており、最近、BDを見つけたので購入、鑑賞しました。

 

のっけから失礼な話ですが、私、ベン・アフレックと言う演技者、ちょっと苦手なんです。とても真面目そうだし、演技も上手いのか下手なのか良く判らないし、ハンサムだし、監督もこなして、そつがなくて。でも、この作品を見て、自分が変わらなくてはと思いました。

 

この映画、大変ユニークな作品です。原題はジ・アカウンタント(会計士)、簡単に言えば、米国では、色々な不正経理があるので、会計士は自分で身を守る必要があるというお話です。それに加えて、FBIの不正会計士追跡の話が絡み合っています。

「アンタッチャブル」と言う作品がありました。その時は、ケビン・コスナー、アンディ・ガルシアとショーン・コネリーが守ってくれました。

 

この作品では、誰も守ってくれません。オマケに色気のないダナ(アナ・ケンドリック)という会計士の卵を守らなくてはならなくなり、ウルフ(ベン・アフレック)は仕置人よろしく、サイレンサー付きパラーオドナンス ブラックOP拳銃で、DD Mk18ライフルで、バレットスナイパーライフルで殺すは殺す。怖いぐらいに会計士の敵を殺しまくります。

時々、移動トレーラに飾ってあるポロックの抽象画を鑑賞するシーンが良いアクセントになっています。

 

映画からのメッセージは、米国の企業は不正経理、不正会計が多いので、殺されない様にシューティングの訓練をしろと言わんばかりです。そりゃ、傭兵崩れのあんちゃんばかりなので、電卓は役に立ちません。このあんちゃん達が日本に来たら、警視庁のSATチームもやられてしまうかもしれません。

 

ウルフは小さい時から発達障害、自閉症をもち、それを危惧した軍人の父親にしっかりと鍛えられたので、その辺のあんちゃんが束になってかかっても、倒してしまいます。

そう、「極大射程」のスワガーと同じです。ウルフも彼と同じように、1マイルシューティングが出来る男なのです。

 

いやはや、21世紀は大変な時代になりそうです。前述したように、変わった視点から描いたフィルムノワールです。大変良く出来ています。アフレックも自閉症気味のウルフをとても上手く演じています。監督ギャビン・オコナーは、もっと良いホンに当たれば、大バケするかもしれません。

 

銃器については、imfdbの記述を参考にしました。        八点鍾

 

追記

この作品を鑑賞していたら、マネーロンダリングの為、ベトナムからプノンペンに現金を運ぶ男達の話を思い出しました。時々いるんです、持ち逃げする奴がでも、大抵は・・・

 

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「ひきしお」マルコ・フェレーリ監督の特異なラブロマンスですが・・・

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ひきしお」(1972)です。

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IMDb

マルコ・フェレーリ監督は個性の強い方ですが、同時代に活躍したパゾリーニ監督程ではありませんが、なかなかの監督だと思います。次作「最後の晩餐」(1973)の方が評価が高いのですが、私にはちょっと合わない映画なのでこちらを取り上げた次第です。

 

映画は、画家ジョルジョ(M・マストロヤンニ)が、その昔ドイツ空軍があった無人島に犬と共にひっそりと生活しているところに、岸に近づいてきたヨットからリサ(カトリーヌ・ドヌーブ)と言う女性が喧嘩して降りてきて、ヨットは去ってしまう。

翌日、リサを帰すべく近くの街に送り届けるのですが、彼女は又、この無人島に戻って来て、ジョルジョと一緒に生活を始めるが・・・というお話です。

 

ですから、ジョルジョとリサと犬だけで、物語は進行します。リサはジョルジョの関心を引きたい為、犬を溺れさせます。そして、犬の首輪をつけます。この辺りから物語は異常性愛的な志向を示します。

リサが、何故ジョルジョと一緒にいたくなったのか、その辺りの描写が殆どありません。映画は淡々と進みます。この辺りがこの映画の弱点です。反対にその辺りの描写がないので独特の映画リズムが出ていると思います。

 

ジョルジョの息子がやって来て、母の様子が良くないと言われるとリサを残して、家に帰りますが、彼女はそんなに悪くなく、反対にリサが家に来て、修羅場になるところ妻はとても冷静に振舞うなど良く判らないところが多いのですが、現実を超えた独特のムードを醸し出しています。

 

ジョルジョとリサは無人島に戻りますが、ある時、近くの街に行くために持っていた船外機付きゴムボートが沖に流され、食料を入手できなくなります。食料が無くなると二人は死に化粧をして、朽ちた単発機に乗り込んで、

「さあ、これで街まで行こう」と。

単発機は滑走路をよろよろと進んでいくところで終わりますが、何やら特異で独特のムード、テンポがあり、興味深い作品です。そういう意味では、パゾリーニ作品に近い味わいがあると思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。       八点鍾

 

 

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番外編 最近のロシア映画についてですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は最近のロシア映画ついて少しお話したいと思います。

 

このブログでは、基本的に監督主義、サスペンススリラー映画を中心に映画をご紹介しています。1週間程前、ロシア映画「アンチグラビティ」を鑑賞しました。映画は、一本調子の演出で本当に見るのが苦痛だったので、当ブログでは上げることはしませんでした。

でも、SFXは中々のもので、少しばかり「インセプション」の影響が濃厚と言うことを除けば、評価していいと思います。

 

ロシア映画と言えば、エイゼンシュテイン、タルコフスキー、ニキータ・ミハルコフ辺りが頭に浮かびますが、当たり前ですが、今やそういう映画ではない映画を量産しているのだと。

長年ロシア映画をウォッチしているわけではありませんので、間違っているかもしれませんが、この様な流れは、ティムール・ベクマンベトフ監督「ナイトウォッチ」「ウォンテッド」(ハリウッドデビュー第一作)辺りからだと思います。

 

2017年に「ガーディアンズ」というミュータント映画、ロシア版X-メンという映画でしたが、これなんかはもう少し話を盛って肉付けすればいい映画になったと思っています。又、先週、3時間のSF大作映画「ワールドエンド」を鑑賞したかったのですが、豪雨の影響で見逃しました。いずれ、BD、DVD等購入したらご紹介したいと思います。

 

少し前に鑑賞した「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」という映画が大変良く出来ていたので、これからロシア映画も外すことは出来ないなと思った次第です。 八点鍾

 

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アンチグラビティ

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ウォンテッド これはハリウッド映画

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ナイトウォッチ

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ガーディアンズ

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ワールドエンド