レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

ラブロマンス

「ザリガニの鳴くところ」ノースカロライナの湿地帯風景が素晴らしく美しい映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザリガニの鳴くところ」(2022)です。 1950年代のアメリカ、ノースカロライナの湿地帯に幼いカイアの家族は楽しく生活していたが、飲んだくれの父の為、家族は離散してしま…

「血と怒りの河」テレンス・スタンプ主演 ラストショットが素晴らしい異色西部劇ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「血と怒りの河」(1968)です。 19世紀末のメキシコ、元革命家の盗賊オルテガ一味は、リオグランデ川を横断してテキサスに入りに入植者を襲撃するが、目が青い息子アズール(…

「フェイブルマンズ」スピルバーグ監督の幼少期から青年期までを描いた自伝的な作品…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フェイブルマンズ」(2022)です。 映画は、あのセシル・B・デミル監督「地上最大のショー」の一番迫力あるシーン、クライスラー・ニューヨーク・コンバーティブルが列車に…

「ソーシャル・ネットワーク」"フェイス・ブック"誕生を巡る裏話に焦点を当てた映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ソーシャル・ネットワーク」(2010)です。 この映画は、ハーバード大学2年生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)がボストン大学の女子学生エリカ(ルーニー・…

「復活の日」この映画もジョージ・ケネディが共演するパニック角川映画で…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「復活の日」(1980)です。 東ドイツの研究所から盗み出された「MM-88」というウイルスサンプルは、米軍工作員によつて回収されようとしていたが、別の工作員によってセスナ…

「キング・コング」ピーター・ジャクソン監督の力が入ったリブート映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キング・コング」(2005)です。 1930年代のニューヨーク、世界恐慌の煽りで失業してしまうアン(ナオミ・ワッツ)は、胡散臭い映画監督カールに誘われて、亜細亜の謎の島、骸…

料理と食を楽しむユニークな関係の映画「ポトフ 美食家と料理人」

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ポトフ 美食家と料理人」(2022)です。 美食家ドダン(ブノワ・マジメル)と料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノッシュ)の関係はユニークだ。ウージェニーだけが料理する…

「きっと、それは恋じゃない」意外と先が読めてしまう異文化ロマンス・コメディ …

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「きっと、それは恋じゃない」(2022)です。 ゾーイ(リリー・ジェイムズ)はドキュメンタリー監督で生計を立てているが、マンネリ気味で次のテーマが浮かんでこない。そんな時…

「失楽園」意図したことでしょうが、映画の冒頭から死の香りが漂う感じで…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「失楽園」(1997)です。 現代書房編集長久木(役所広司)は、営業部との諍いから調査室へ左遷された。そこでは"昭和史編纂"という仕事をあてがわれるが、そこは俗にいう再雇用…

「アトランテック・シティ」ルイ・マル監督の渋いサスペンスタッチのラブロマンス犯罪映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アトランテック・シティ」(1980)です。 ギャンブルシティーに替わろうとしているニュージャージー州アトランテック・シティ、サリー(スーザン・サランドン)は、オイスター…

「P.S. アイラヴユー」あの男、ジェラルド・バトラーが主演しているラブ・ロマンス映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「P.S. アイラヴユー」(2007)です。 NYに住むホリー(ヒラリー・スワンク)は、夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を脳腫瘍で亡くした。彼女はうちひしがれて3年も引き籠ってし…

「恋とニュースのつくり方」R・マクアダムス主演の視聴率奪還大作戦と言う映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「恋とニュースのつくり方」(2010)です。 ベッキー(レイチェル・マクアダムス)は突然業績不振ということで勤めていたテレビ局を解雇されるが、頑張りぬいた就職活動の結果ib…

「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」こちらもピーター・ハイアムズ監督の戦時ラブロマンス映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」(1979)です。 1943年ロンドン、ハノーバーストリートでB-25パイロット、ハロラン中尉(ハリソン・フォード)はマーガレット(レスリー…

「エリザベスタウン」ラブロマンス作品ですが、本当はエンジェル・ムーヴィーなんですね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エリザベスタウン」(2005)です。 ドリュー(オーランド・ブルーム)は、スポーツウェア会社マーキュリーのシューズデザイナーとして働いていたが、新作シューズに欠陥が判明…

「シルク」もうあの日から三年経つのですね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「シルク」(2007)です。 19世紀仏国、兵役を終えてきた町に帰って来たエルヴェ(マイケル・ピット)は、教師をしている恋人エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と結婚する。その頃町…

「日の名残り」溢れ出るブリティッシュネス(英国らしさ)が魅力の素晴らしい映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「日の名残り」(1993)です。 映画は、1958年ダーリントンハウスの主人は米国政治家ルイス氏に替わった。彼はその昔ダーリントン卿のその親独政策をルイス氏に窘められ、その…

「あの日、欲望の大地で」凝った編集の愛憎ドラマ、出来れば犯罪ドラマの方が…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「あの日、欲望の大地で」(2008)です。 映画は、高級レストランのマネジャー、シルヴィア(シャーリーズ・セロン)の男漁り、ニューメキシコで不倫に溺れる男女ニックとジーナ…

「きみに読む物語」この映画もアルツハイマー病を描いた映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「きみに読む物語」(2004)です。 映画は、ニコラス・スパークスの同名の原作を映画化したもので、介護施設に入居している老人(ジェームス・ガーナー)は、アルツハイマーを患…

「9Songs ナイン・ソングス」マイケル・ウィンターボトム監督の問題作であり新しいラブロマン映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「9Songs ナイン・ソングス」(2004)です。 地球物理学者マットと米国交換留学生リサ(マルゴ・スティリー)は、あるコンサートで知り合い意気投合する。そして激しく愛し合う…

「善き人のためのソナタ」ラズロ作戦、HGW XX/7、 完全監視を描いたサスペンススリラー…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「善き人のためのソナタ」(2006)です。 1984年東ベルリン、命を受け国家安全保障省(シュタージ)ヴィーズラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)は、上官と共に劇作家ドライマンの舞…

「海角七号 君想う、国境の南」シューベルトの「野ばら」が上手く使われたラブロマンス…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「海角七号 君想う、国境の南」(2008)です。 台湾映画です。以前このブログでも紹介した「セデック・バレ一部、二部」を監督したウェイ・ダーション監督作品です。台湾では…

「フランス特殊部隊 RAID」こんな題名ですが、なんとコメディ映画でした…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フランス特殊部隊 R.A.I.D.」(2017)です。 この映画は、日本未公開でDVDスルーされた作品です。但し、WOWOWで放映されたそうです。題名が題名なので2015年11月に起こった…

「あの愛をふたたび」アメリカで撮影されたルルーシュ映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「あの愛をふたたび」(1969)です。 アンリ(ジャン=ポール・ベルモンド)は作曲家、映画音楽で生計を立てていた。今は米国でラブロマンス映画の音楽を担当しており、主演女優…

「戦慄の絆」見終わって、結構志の高い作品だと解りました…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「戦慄の絆」(2023)です。 今回は、4,5,6話(6話完結)の印象をご紹介します。4話は、エリオットとビヴァリーのご両親が訪ねてくる話で少し退屈です。対して5,6話は、ビヴァリ…

「フィフティ・シェイズ・フリード」"フィフティ・シェイズ"シリーズ第三弾はサスペンスフルですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フィフティ・シェイズ・フリード」(2018)です。 ハネムーンでイル・ド・フランスを楽しんでいるクリスチャンとアナ、帰国する二人を待っていたのは、元上司ハイドの復讐だ…

「フィフティ・シェイズ・ダーカー」"フィフティ・シェイズ"シリーズ第二弾ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フィフティ・シェイド・ダーカー」(2017)です。 映画は、クリスチャンと別れたアナ(ダコタ・ジョンソン)はSIPという出版社に入社する。アナの上司、ハイドは彼女を支配下…

「ジュリア(s)」フランス映画らしい凝った構成で意外に面白い映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジュリア(s)」です。 映画は、1989年ベルリンの壁崩壊から始まります。17歳でピアニストになるべく勉強していたジュリア(ルー・ドゥ・ラージュ)は、勉強そっちのけでベル…

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」マミーポルノと言うか"好事家の秘め事"の映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015)です。 映画は、E・L・ジェイムズ著の同名の官能小説を映画化したものです。 若くハンサムなおまけにシアトルにあるグレイ・…

「アラトリステ」傭兵隊長アラトリステを描いた久々に現れた西洋剣劇の力作…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アラトリステ」(2006)です。 17世紀スペイン、傭兵隊長アラトリステ(ヴィゴ・モーテンセン)の半生を描いた作品で、ネーデルランドでの戦い、ブレタの包囲戦、オランダ私掠…

「アンダー・ハー・マウス」小粋なエリカ・リンダーが冴える映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アンダー・ハー・マウス」(2016)です。 最近流行りのLGBTタイプのラブロマンス映画で、小品ですがなかなか良いので取り上げてみました。特に主人公ダラスを演じるエリカ・…