レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 レタントンってどんなところ?

ホーチミン市の東側、レタントン通(Le Thanh Ton St.)界隈のことで、特にタイヴァンルン通に挟まれた路地をヘムと呼びます。

ホーチミン近郊の工業団地に勤務している日本人は、この界隈に住んでいる方が多く、朝早くバスに乗って勤務先に向かいます。夕方ごろ帰ってくると、このレタントン通のレストラン、食堂、ラーメン屋で夕食を食べ、またスナック、カウンターバーでリラックスして、また明日からの仕事に精を出すことになります。

ベトナムは、フランスの植民地だったので、例えば、あのアルジェのカスバのようにごちゃごちゃとしたところが、マルセーユにもある古い集合住宅が何となく似ています。

ほら、「ラ・スクムーン」の冒頭のシーンとか「アルジェの戦い」を思い出してください。そして、その近くには「ラマン」で撮影されたこんな建物もあります。

 

ホーチミンでの映画料金は大体十万ドン(日本円で五百円程度)、朝九時ぐらいから上映、午前中は余りこまないが、午後から混み始める。シートもスクリーンも綺麗で、音響も良いです。但し、日本字幕はありません。念のため。         八点鍾

 

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上から見たヘム界隈

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ラマンで撮影された寄宿舎

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ラマン寄宿舎

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ラ・スクムーン