レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ジョン・ウィック3/パラベラム」ちょっと痛い映画

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「ジョン・ウィック3/パラベラム」です。

これはもうすごい映画、キヤヌ・リーブスはもう50過ぎだと思いますが、身体の動くこと、これは素晴らしいと思います。イアン・マクシェーン、この人もキャリアが長く、初めてスクリーンでお会いしたのは「電撃脱走 地獄のターゲット」だっけ。頑張っています。ローレンス・フィッシュバーン、アンジェリカ・ヒューストン、ハル・ベリー等なかなか癖のある役者を集めてアクション満載の映画になっています。

もうアクション満載なので痛いシーンの連続、見ていてあの「レイド」「レイド2」を思い出しました。そして、なんと最後のシーンにはあのシラットおじさんがこの戦いに参戦、なかなか見せてくれます。映画始まってしばらくすると、ローレンス・フィッシュバーンがやられて、なんだもう退場かよと思いきや最後に再び・・・となります。

私は前作、前々作を見てないのですが、今回はガンアクションだけでなく、ナイフ、ドスを使用したアクションシーンも多く、勿論日本人の殺し屋も出てきます。刀によるアクションシーンを見ているとやはり西洋人は怖いのか独特な味わいがあります。それは「ヤクザ」「キル・ビルvol.1」日本未公開のジョン・フランケンハイマー「チャレンジ(スコット・グレンと中村敦夫が日本刀で死闘する)」で見られた独特なアクション、エレガンスと言ってもいいしそれはないでしょうというものですが。

最後は鏡の間でなく、ガラスの間の死闘もデザインよろしく、なかなか小粋な無国籍アクションに仕上がっています。多分、好きな人にはたまらない映画でしょう。監督はチャド・スタエルスキ。                            八点鍾 

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ジョン・ウィック3/パラベラム

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シラットおじさん達