レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ゴジラ2」リブート版 三大怪獣 地球最大の決戦

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日紹介するのは「ゴジラ2」です。

この映画は、今から5年ほど前に公開されたハリウッド版「ゴジラ」の続編になります。続編といっても前作を見てなくも理解できるように制作されています。登場する怪獣はゴジラだけではなく、モスラ、ラドン、キングギドラが現れ、本当に思う存分暴れてくれます。他に数体登場しますが、本筋にはほとんど絡みません。作品は良く出来ています。特殊効果も素晴らしいです。

ただ、モスラは幼虫シーンが殆どなく、成虫として登場します。当然、ザ・ピーナッツが出てきて、「モスラ」の歌を歌うシーンなんかは無く、この4大怪獣がひたすら、F35、オスプレイ、ボストンの街を破壊しつくします。ボストンでの最終決戦、特にローアングルのショットが決まっています。怪獣映画でこういうショットは初めてだと思います。時々、伊福部昭先生の音楽少し流れ、昔からのゴジラファンとしては大変うれしい映画になっています。死霊館シリーズのヴェラ・ファーミガは往年の東宝特撮女優水野久美女史に似ていてなんかタイプスリップしたような錯覚を覚えました。それなら、平田昭彦先生とか、藤田進先生もCGで蘇って頂き、大スクリーンで見てみたいと。

最後に、チャールズ・ダンス扮するアラン大佐、エコテロリズムを信奉する頭のネジが外れた男、彼なんかも天本英世先生が役柄ぴったりと感じ入ってみていた次第です。只々楽しめる映画です。楽しんでください。監督はマイケル・ドハティ。     

                                   八点鍾

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チャールズ・ダンス ミリー・ボビー・ブラウン ヴェラ・ファーミガ

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キングギドラとステルス指令機

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ボストンでの死闘