レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日は”海外で映画見るということ”についてお話します。
海外で映画を見ることは日本国内で見るのも殆ど同じです。昨今では、シネマ・コンプレックスになっているので全く同じといってもいいと思います。ベトナムでもサイトで映画情報を調べて、劇場に行き、窓口で、例えば、Godzilla,One person, 12:30と言えば、どの席が良いですかと問いかけてくるので、自分が好きな席の番号を言い、お金を払うことになります。ベトナムの場合、劇場により若干料金が違いますが、大体10万ドン前後(日本円で500円程度)になります。それだけです。これで、ゴジラ、大人一人、12時30分の回を申し込んだことになります。係の人は英語は通じますが、日本語は無理なのでその辺りはよく理解しておいてください。
ハリウッド映画は、英語版ベトナム語字幕になります。英語が出来ない人でも、ゴジラのような映画であれば、大体の筋はつかむことは出来ますから安心してください。
その他の映画、良くかかっているのが韓国映画、韓国語でベトナム語字幕になります。たまに英語字幕と韓国語字幕両方ついている場合があります。例えば、もうすぐこちらでも上映されるカンヌ映画祭パルムドームの「パラサイト」という映画はそのような扱いを受けます。このブログで紹介した「トンネルの終わり」もスペイン語と英語字幕の両方が付いていました。
劇場設備は日本とほとんど同じで、音響、画質もよく、時々社会、政治的な関係で若干カットされています。こちらの方では時々あります。一番ひどかったのが「フィフティ・シェイド・オブ・グレイ」、絡みのシーンがすべてカットされていました。でも、面白かったです。こういうのも海外で映画の見る楽しみの一つです。
昔、シンガポールに駐在していた時も色々な映画を見ました。シンガポールも映画が所々カットされますが、フィリップ・カウフマン監督、ケイト・ウィンスレット主演「クウィル」という映画、かなりきわどい映画でしたが、とても良く出来た映画なのでノーカットでした。さすが、シンガポールです。映画のことをとても良く知っている方がいるのでしょう。暗闇の中でベトナムの方と一緒に映画を鑑賞するということ、自分が学生の時、こんな感じで映画を鑑賞するなんて想像することもできなかったと思います。
最後に一つ、ここは外国ということを忘れないでください。何が起こるか分かりません。夜遅くの鑑賞は避けてください。私はいつも朝、遅くとも午後6時以降の鑑賞はどこの国も避けたほうが良いかもしれません。日本は大丈夫ですが。 八点鍾