番外編「エクソシスト2」真夏のホラー 生まれながらにして評価の低い作品があります。


レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エクソシスト2」です。

生まれながらにして評価の低い作品があります。残念なことですが。この映画、日本で上映された時、確か上映時間が95分程度だったと思います。この映画を正当に評価していたのは森卓也先生だけだったと思います。最後にリチャード・バートン扮する神父が死のうが死ぬまいが深層心理を扱った解り易い映画と言っていたと思います。

その言葉に誘われて、鑑賞しましたが、全体的に食い足りない映画だと思いました。但し、特殊病棟のセット、アフリカ崖の中腹にある寺院のシーンなど捨てがたいシーンもあると。

かなりたってから、DVD、BDが販売され、あの捨てがたいシーンが見たいために購入、鑑賞するとどうでしょう。30分ほど色々なシーンが追加またはカットされ、最後、バートン氏は死ぬことなく、高らかに悪との戦いに勝利し、リーガンと共に戦いの旅に出るとか何とか宣言して終わります。以前の作品とは全く別物になっているではありませんか?やはり、ジョン・ブアマン監督作品なんだと嬉しくなりました。

こういう作品は時々あります。ヒューストン監督「勇者の赤いバッチ」チミノ監督「天国の門」フリードキン監督「ソーサラー(恐怖の報酬)」等など。

特に私のお気に入りは、ペキンパー監督「ビリー・ザ・キッド/21才の生涯」。劇場公開版はフォート・サムナーのシーンから始まりますが、DVD版はオリジナルシナリオに基づいて、ジェームズ・コーバン扮するパット・ギャレットが殺されるシーンから始まります。まるで別の映画を見ている感じです。

「エクソシスト2」もがっかり映画としてよく引き合いに出されますが、前作に負けない程良く出来たホラー映画と思います。但し、ちょっと解りにくいかもしれませんが。私のお気に入りの映画の一つです。

なお、ブログ作成にあたり、BD版を鑑賞しています。  八点鍾

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シンクロナイザーシーン IMDb

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