レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「エンジェル・ハズ・フォールン」あれ、第一作と比較するとちょっと様子が・・・

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「エンジェル・ハズ・フォールン」です。

ジェラルド・バトラーは、いまや80年代に活躍したアクションスター、例えば、ブルース・ウィルス、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー等が演じた役をすべて押さえ様としているようだ。少し前の主演作「ハンターキラー」では潜水艦の艦長、この作品では彼の当たり役シークレットサービスのマイク・バニング。並居る敵を片っ端からあの世に送ってしまう。おまけに、その昔カレル・ライス監督の「ドックソルジャー」、ウォルター・ヒル監督の「48時間」で男をあげたニック・ノルティが父親役で参戦して、大いに盛り上げますが、リック・ローマン・ウォー監督スタント出身なのでアクションは良いのですが、作品が映画的魅力に欠けるのは残念です。

プロット、カメラアングル、カット割り等をヒチコック、ジャウマ、ヒル、ポランスキー監督等から勉強して頂き、次はもっといい作品をお願いします。お隣、K国でモーガン・フリーマンと日本から渡辺謙辺りが参戦してめちゃくちゃ暴れて欲しいと思います。

最後に、女優バイパー・ぺラーボがバニングの妻の役でちらり、「コヨーテ・アグリー」で売り出し、もっと伸びるのかなと思っていましたが残念でした。日本人好みの可愛い顔立ちなので、日本に来てNHKの朝ドラにでも主演したら成功したと思います。

                                  八点鍾

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IMDb

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