レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編「ジェイソン・ボーン」あの伝説の男ジェンソンボーンの復活なるか?

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ジェイソン・ボーン」です。

あの「ボーン・アイデンティティー」からもう20年程経つのですね。確かに第一作は新しいタイプのエスピオナージスリラーでした。「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメット」と続き、どれもが水準以上の作品でした。でも、鮮度は段々と落ちていきましたが。これはシリーズものである以上避けられない欠点です。スピンオフ作品「ボーン・レガシー」も悪い作品ではありません。

そして、この「ジェイソン・ボーン」、若手女優の中では知性派No.1と言っていいアリシア・ヴィキャンデルを加えて、中々見せてくれます。デフオルト状態のギリシャ、アテネでのランデブー、逃走シーンの素晴しさ、再びロンドンでのランデブーシーン、独特のカメラワークとモンタージュで見せてくれます。

ラスベガスでのカーアクションシーンもたっぷり予算をかけているので大変見応えがあります。トミー・リー・ジョーンズも憎々しくワルの役を演じていて見ていて楽しいです。最初にお会いしたのは「ローリングサンダー」というキレたベトナム帰還兵を扱った映画でした。もうすっすり老けちやって。

私の願いとしては、ジェイソン・ボーンは世界の悪と戦って欲しいと思います。現在は、私怨と戦っていますが、これからアリシアとタッグを組んでどんどん作品を作って欲しいと思います。今回はアリシアの見せ場が少なく残念です。監督はポール・グリーングラス。

なお、このブログを作成するにあたり、BD版を鑑賞しています。    八点鍾

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IMDb

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