レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「蜘蛛の巣を払う女」(2018)です。
あのエッジの利いたハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」の独立した続編になります。今度はクレア・フォイがリスベットを演じます。個人的には、映画の中の私生活がノーマルすぎるのと彼女自身が美しすぎて違和感がありますが、まあいいと思います。
前作、スウェーデン版を含めて、スウェーデン社会に対する私怨、怨念がドロドロと渦巻いていましたが、この映画はほとんど希薄で、加えて核弾頭を制御することが出来るソフトウェアの争奪戦というプロットのため、SF作品か007映画を見いているような感じさえします。原作は読んだことありませんが、原作もそうのなのでしょうか?
テンポも速く、サクサクと進むのであっという間に謎の姉カミラとの対決になりますが、例えば、市販されたBD版には、リスベットがルーマニア人掃除婦に扮して警察のセイフハウスに侵入、情報を盗み出すシーンがあります。このシーンなんか、本編ではナレーションで済ましていますが、削除して欲しくないシーンだと思います。
次の続編も楽しみにしています。
このブログを作成に当たり、BD版を鑑賞しています。 八点鍾