「ザ・アート・オブ・レーシング・イン・ザ・レイン」これはレーサとエンツォのお話

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「ザ・アート・オブ・レーシング・イン・ザ・レイン」です。

この映画、まず驚くのがワンコの視点から描かれているという異色の映画です。ワンコは喋れませんので、その声をケビン・コスナーがやっています。その名前をエンツォと言います。車好きな人はすぐピーンときますが、そうじゃない方は何それ?

エンツォは有名なフェラーリの創設者のことです。ですから、車の好きな方には楽しい映画かもしれません。主人公デニーは、BMW3.0csiに乗っています。スクリーンからは時々快いエンジン音が聞こえてきます。又、このワンコは真紅のフェラーリ250テスタロッサに同乗し、最後を迎えます。まあ、なんて幸せなんでしょう。

ストーリーは、レーサーのデニーがワンコを購入、又ショピングをしているととてもかわいいイブに出合い、当然のように恋に落ち、結婚し可愛い女の子が生まれ、ところが彼女が不治の病にかかり、娘の親権で両親と対立し・・・とまあ特別捻りもなく安心して鑑賞できます。でも、もう少し監督の個性というのかスタイルが欲しいと思います。

デニーがフェラーリ488で疾走するシーンがありますが、こういうシーンでアングルとか編集に凝ってもらうとこの作品生きてくると思いますが。

恋人イブにはとても美しいアマンダ・セイフライド、デニーはマイロ・ヴィンティミリア。監督はTV出身のサイモン・カーティス。これを見ていたら、スタイルは違いますがハワード・ホークスの「レッドライン7000」を懐かしく思い出しました。題名はウェットレースの凄腕というような意味でしょう。デニーはウェットレースが得意なのです。

                                  八点鍾

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IMDb

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