「a rainy day in New York」ウディ・アレン監督の最新作

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「a rainy day in New York」です。

正直なところ、ベトナムでウディ・アレンの新作が見られるとは思いませんでした。時々こんなことが起きるのでしょう。又は、神様の粋な計らいかも。

映画はいつものウディ・アレンスタイルで、淡々と進み、主演者たちにカメラが余り寄ることもなく、編集も淡々、音楽も伴奏音楽という感じで、これがアレンスタイルなのです。

私はウディ・アレンというと「何かいいことないか子猫ちゃん」「007カジノロワイヤル」を思い出す方なので、70年初めに映画監督になったと聞いて驚きました。でも、本当に驚いたのは、彼にしてはノワール色の濃い「マッチ・ポイント」を見てからでした。人が深みにはまっていく様子をとてもうまく描いていたからです。

この作品はそういう映画でもなくヤードレカレッジのギャッビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)が週末ニューヨークに出掛けます。ギャッビーは彼女にマンハツタンを見せるために、アシュレーは卒論研究で著名な映画製作者に会う為に。映画はその後の24時間をあの手この手で見せてくれます。その時、ニューヨークは天気が悪く、そう黒澤映画に出て来るようなどしゃ降りです…

映画のムードは「ミッドナイト・イン・パリ」そんなところです。でも楽しい映画です。そして、私としてはエル・ファニングよりセレーナ・ゴメスの方が魅力的に見えます。最後、セントラルパークで二人が抱擁する場面は「マラソンマン」でダスティン・ホフマンとマルト・ケラーがデートした場所ですね。いい映画です。

でも、私は前作「女と男の観覧車」のような少し苦い味わいの方が良いかな。ケイト・ウインスレットがとても良く演じていました。ジュード・ロー、レベッカ・ホールが少し出てきます。アレンファンの方は必見です。             八点鍾

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IMDb

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雨のニューヨーク

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撮影監督ビットリオ・ストローサとウディ・アレン監督 IMDb