レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「チャリーズエンジェル」リブート版はスケールが大きく「キングスマン」を意識してそう?

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「チャリーズエンジェル」です。私はこの映画がリブートされているとは知りませんでした。

もっと驚くことは、あのエリザベス・バンクスが制作、原作、助演と3役で頑張っていることでした。彼女は日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、「スリーデイズ」「崖っぷちの男」「ハンガーゲーム」シリーズで中々の処を見せてくれています。

エンジェル達はクリスティン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・ブリンスカと中々のアクションを見せてくれます。特にクリスティンはボーイッシュな魅力で、「トワイライト」シリーズのイメージを払拭しようとしているのが分かります。

この映画では、前作、テレビシリーズと比較してエンジェル組織が二回りほど大きくなっており、まるで「キングスマン」のよう。前作では、エンジェル達はマーシャルアーツを巧みに操っていましたが、今回はガンアクションと派手になりましたが、ラストが尻ツボミなのがちょっと欲しいと思いました。

ジョン・ウー監督ハリウッド第一作「ハードターゲット」のラスト、ジャン・クロード・バンダムとアーノルド・ブズローのガンファイトのようなものを期待していましたが、ちょっとがっかりです。でも、バンクス監督は良くまとめていると思いました。

最後にナオミ・スコットはエンジェルではなく、この物語の中核となるカリスト(エネルギー維持装置)の発明者のため、あちらこちらと二人のエンジェルによって引き回されます。ラスト、彼女はエンジェルになるためのテストを受け、合格します。

ですから、この映画は前日談ということなのでしょう。次の作品を期待したいと思います。 八点鍾

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