「21Bridges」とてもスピーディな演出が素晴らしいスリラー映画

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。本日ご紹介する映画は「21Bridges」です。

この映画は黒人警官が主人公の警察映画です。このブログでも紹介した「夜の大捜査線」(1967)から約半世紀、その間にもなかなか面白かった「110街交差点」(1972)という映画もありました。

あらすじは、13歳のアンドレ少年の父の警察葬から始ます。俯瞰ショットが効いたいいシーンです。すぐに19年後のアンドレ刑事の場面に切り替わります。深夜、二人組男がレストランに侵入し、冷凍庫から麻薬を盗み出しますが、突然、パトカーが現れ、銃撃戦になります。ここのシーンとてもパンチが効いて迫力があります。警官4名を倒したが、再びパトカーが現れ、二人組は再び冷酷にも4名を倒し、逃走します。

アンドレ刑事(チャドウィック・ボーズマン)が現場に到着すると、その殺伐とした現場を丁寧に描写して、まるで犯罪現場にいるかのような錯覚に陥ります。

場所はNY、マンハッタン島。この島は21の橋で他の地区に繋がっているので橋を通行止めにして犯人をいぶりだして捕まえようとアンドレは提案し行動に移します・・・

アンドレ刑事は、行動力があり加えて、頭が良く射撃の名人というスーパーデカ。今回の相棒がバーンズという女性デカ(シエナ・ミラー)、最近姿を見せないのでどうなったのかなと思っていたら、ビックリするような感じでハードボイルドなデカを演じてくれます。この映画で一番の拾い物と言ったら失礼ですが、本当に枯れた好い演技をしてくれます。

監視カメラからあっという間に容疑者が浮かび上がり、後半はチェイスシーンのオンパレードです。そう、ジャウマ監督の「ラン・オールナイト」あの雰囲気です。

特に終盤、ホテルから路上、地下鉄に逃げる犯人をヘリコプター、車で追跡するシーンのスピーディの演出はあの「フレンチコネクション2」(1975)を彷彿させます。

映画は、ラストもう一つ仕掛けがありますが、私はこれを買いません。「L.A.コンフィデンシャル」じゃあるまいし、出来れば、少し古い映画ですが「動く標的」(1966)のラスト、ポール・ニューマンとアーサー・ヒルのような会話で終わって欲しいと思いました。

ぜび、続編を作って欲しいと思います。「48時間」(1982)のような形になりますが。

監督はブライアン・カーク、TV出身の監督です。これから頑張って欲しいと思います。

主演チャドウィック・ボーズマンは「ブラックパンサー」が有名ですが、日本ではどうでしょうか? ひょっとしたらビデオスルー公開かも。出来れば、大スクリーンで見て欲しい映画です。                           八点鍾

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IMDb

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