レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 「時をかける少女」大林宣彦監督 追悼

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。遅れましたが、大林宣彦監督が亡くなりました。謹んで追悼したいと思います。

 

大林監督は、70年代後半にCM監督から商業映画監督になられて多数の作品を監督されました。どちらかと言えば多作の映画監督です。私は80年代の作品しか見ていませんので、多くを語ることは出来ませんが日本を代表する監督でした。

 

70年代後半は世界的に映画がテレビに押され、映画界そのものが低迷していた時期で、他業種から映画監督になられた方が多かったと記憶しています。故市川準、中島哲也両氏はCM監督から商業映画監督になられました。海外では、リドリー・スコット、ディビッド・フィンチャー、ディック・リチャーズ氏あたりが有名です。

 

映画製作は興行的な成功を収めないと、サバイバルできないハードな世界です。そういう意味で初期の淡い淡い青春映画から後年人生を見つめるような映画まで一貫として映画作りに専念されたすじの通った映画作家でした。ご冥福をお祈りいたします。

                                八点鍾

 

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野ゆき山ゆき海べゆき

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時をかける少女

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