番外編「カリ・モーラ」あのトマス・ハリス最新作・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介するのはトマス・ハリス最新作「カリ・モーラ」です。

 

今日は映画ではなく、小説のご紹介です。あのハンニバル・レクターのトマス・ハリスの最新作になります。但し、この作品はレクター博士は出てきません。コロンビアの反政府左翼ゲリラFARCにいた美貌の元女兵士カリ・モーラとコロンビア犯罪組織のボス、ドン・エルネスト、全身無毛の臓器密売商ハンス・ピーター・シュナイダーの三つ巴の争いを描いた作品です。

 

何れも普通の人ではなく、ワルでタフで悪知恵の働く人物ばかりで、特に今回は全身無毛の臓器密売商のハンス・ピーター・シュナイダーがトマス・ハリス氏が愛する独特の人物でしょう。ほんと、読んでいると身の毛がよだつような男で、本当にこんな悪人いるのでしょうかと思いぐらいです。良く出来ています。

 

麻薬王パブロ・エスコバルが残した大邸宅に2,500万ドルの金塊が隠されており、その噂を聞きつけたドン・エルネストとハンス・ピーター・シュナイダーのどす黒い争いを描いた作品で、カリ・モーラはたまたまその大邸宅の管理人をアルバイトでしており、その争いに巻き込まれるのですが、かってのゲリラ兵士だった経験が生きて来ることになるのですが・・・

 

読んでみると、やはり水準以上の作品になっていますので、読んで損したと思われることはないと思いますが、彼の一番の傑作は、「レッドドラゴン」「羊たちの沈黙」でしょう。

この作品も映画化されると思いますが、ラストが少しあっけないので、もう少しアクションを盛るものと思われます。

ヒロイン、カリ・モーラは二十年前のジェニフアー・ロペスならバッチリだったと思います。いまなら、ブロンドをブルーネットに染めたアナ・デ・アルマスあたりですかね。                              八点鍾

 

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トマス・ハリス氏

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