レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アドリフト 41日間の漂流」バルタザール・コルマウクル監督の新作ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アドリフト 41日間の漂流」です。

 

監督はバルタザール・コルマウクルで、1996年エベレスト大量遭難を映画にした「エベレスト 3D」を監督しています。エベレスト山頂での気象の変化で登山者があっという間に嵐に巻き込まれる前後の描写がとても優れていました。

 

今回も、タミ(シャイリーン・ウッドリー)とリチャード(サム・クラフリン)は、知人に頼まれてエンジン付きヨットをタヒチからサンディエゴまで回航中にカテゴリー4のハリケーンに遭遇、遭難しハワイ迄漂流する映画だが、ハリケーンに遭遇し、ヨットが大破するシーン、洋上での細かなシーン、例えばディンギーしがみついリチャードをタミが助けるシーン等、洋上で実際に撮影しているので迫力たっぷりで、撮影クルーの人達は大変だったと思います。でも、その効果はスクリーンに出ています。

例えば、モーションシートで画面とシンクロしてシーンが動いたら、観客は酔ってしまうかもしれません。それぐらい効果は出ています。

 

映画は大変良く出来ていますが、この種のサバイバル映画が好きな方にはお薦め出きます。「ライフ・オブ・パイ」「パーフェクトストーム」辺りが大好きという方にはご覧になって満足されるものと思います。               八点鍾

 

追記 コロナ自粛解除で名古屋で有名な名画座に出掛けて鑑賞しました。高校時代から利用しており、タルコフスキー、フランチェスコ・ロージ、ウディ・アレン、リドリー・スコット監督「決闘者」もこの劇場で鑑賞しました。やはり、つぶれてもらうと困るので。

 

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