レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マイル 22」です。
サイトでは、やはり芸術の芳香より硝煙の香りの方がずっとに合っていると思います。既定路線の通りマーク・ウォールバーグ+ピーター・バーグ監督のコンビで、米国の敵を血祭りにあげるアクション路線に進路を取りたいと思います。この作品では、マーク・ウォールバーグは、まるでジョン・ウェインかチャールズ・ブロンソンです。
映画は、冒頭、CIAの軍事外部局「グラウンド・ブランチ」が米国内にあるFSB(ロシア連邦保安庁)を急襲するところから始まります。作戦は上手くいったかに見えたが、隠し部屋にいたエージェントによって銃撃戦になり、FSBエージェントをすべて射殺する。
6ヶ月後、FSBアジトを急襲したシルバ(マーク・ウォールバーグ)は東南アジア、インドカー国でセシウムの回収作戦に従事していた上手くいっていなかった。
ある時、リー(イコ・ウワイス)と名乗る男が大使館に現れて、モバイルディスクにセシウムに関する秘密情報が入っている。俺を米国に亡命させてくれたら、モバイル情報のパスワードを教えると。但し、8時間経過するとその情報は自動消去される。
シルバとアリス(ローレン・コーハン)達は、22マイル離れた飛行場までチームを結成しリーを送り届けようとするが、インドカー国特殊部隊がリーを抹殺すべく襲ってくるのだが・・・
この作品、敵が白昼堂々と自動小銃で襲ってくるは、手榴弾は飛び交うはもう大変。
ピーター・バーグ監督だから中々迫力あって、乱射乱撃アクション一本槍ではちょっとね? と考えますが、でも退屈はしません。
リーを演じるイコ・ウワイスは、あの「レイド」のシラットの達人なので、バッタバッタと敵を倒し、ウォールバーグのHK416銃は唸り、同様にコーハンもDDM4 MK18銃のトリガーを引き続けます。
最近は、男性のみならず女性までも自動小銃を構えて、銃撃戦ですから大変です。これも少子化の影響でしょうか? バーグ監督「キングダム」のようにアパートでのアクションは今一つですが、全体に良く纏まったアクション映画になっています。
最後に、ちょっとしたどんでん返しがあり、この作品がまずまずの興行成績なので続編が出てきそう感じです。
ブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾