レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ロング・キス・グッドナイト」(1996)です。
少し前このブログでも紹介したエスピオナージアクション「ソルト」と同じ種類の映画です。少し前なら男性が主人公になる作品ですが、この作品ぐらいからでしょうか、女性が主人公で、華麗なるガンプレイで悪役をバッタバッタと片付けてハッピーエンド。
この作品、お話は大したことありません。記憶喪失のヒロイン、サマンサ(ジーナ・ディビス)がある時交通事故で記憶が蘇っていくという話と、以前標的として追跡していた相手がCIAの外注としてテロ事件を計画しており、彼女がテロ事件を食い止めるというお話。Wikiを見ると、このお話で当時400万ドル、脚本家シェーン・ブラックは稼いだとか、アラアラB級アクションモドキこんな作品で・・・ちょっと恥ずかしいですよね。
でも、監督が一番のっていることのレニー・ハーリンなので、結構見せてくれます。
特に、私立探偵ヘネシー(サミュエル・L・ジャクソン)と過去を調べに行くところからがぜん面白くなり、投げ込まれた手榴弾を避けるために窓から飛び降り、ミニウージで乱射しながら、凍結した池の氷を割るシーン、誘拐された娘を助けるが敵に囲まれて地下室に落ち、二丁のH&K MP5Kで乱射するシーン、ラストの大爆発等テンコのテンコ盛りになっているのでアクション好きなお兄さんには最適な作品でしょう。
サミュエル・L・ジャクソンが楽しく演じており、ジーナも中々可愛いので、この勝負、「ソルト」よりこの「ロング・キス・グッドナイト」の勝ちですね。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾