レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ドラブル」ドン・シーゲル+マイケル・ケインのエスピオナージスリラー映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ドラブル」(1974)です。

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監督が「ダーティハリー」のドン・シーゲルです。ずっとB級作品を手掛けてきた職人監督ですが、スティーブ・マックィーン主演「突撃隊」辺りから頭角を現し始め、「殺人者たち」「マンハッタン無宿」「真昼の死闘」、そしてあの傑作「ダーティハリー」でブレークした監督です。

 

そのドン・シーゲル監督が初めて挑んだエスピオナージスリラーがこの作品です。マイケル・ケインが主役ですが、対する悪役があの「殺しの分け前/ポイント・ブランク」「トパーズ」「爆走!」「ダーティハリー」「突破口」に出演しているジョン・ヴァーノンです。

 

ストーリーは、現代のロンドンから始まります。対破壊工作局に勤務するタラント(マイケル・ケイン)は、テロ対策としてバロウズ(セリフィーヌ・セイリグ)に会ってマッキーの居所を聞き出そうとしている。そんな時、彼の息子が誘拐されたと連絡が入ります。

 

誘拐犯ドラブル(ジョン・ヴァーノン)は、局が対テロ工作に準備している50万ポンドのダイヤ原石を身代金として要求してきます。この身代金の要求から、タラントの上司はドラブルとタラントは芝居をしているのではと疑います。

 

当局は、身代金を支払わないと決定されたので、タラントはやもう得ずダイヤを盗み、ドラブルの指示に従ってパリに行く。バロウズがやって来て、ドラブルに会うタラントだが、すきを突かれて、ダイヤは盗まれ、殺されたバロウズの横に気を失って倒れていた。

フランス警察から英国情報部に引き渡されるが、ドラブルによって護送車が襲われ、事由のみになるが、反対に殺人犯として手配される羽目になる。

 

どうにかロンドンに戻り、妻と連絡をとりドラブルが漏らした言葉「子供は二つの珍しい風車の近くにいる」から場所を割り出し、ドラブルと最後の対決を行うのだが・・・

 

フランスに場面が移ってから少し鈍くなりますが、再び英国に戻るとあっという間に裏切り者を見つけ出し、イングラムMAC-10マシンガンを使用した銃撃戦はドン・シーゲル監督の真骨頂と言って良いと思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。       八点鍾

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