「イントルーダ 怒りの翼」たまらないB級味の邦題、加えて監督がジョン・ミリアス・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イントルーダ  怒りの翼」(1991)です。

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IMDb

たまらないB級味の邦題通り、米海軍艦上攻撃機A-6イントルーダを主役にした航空映画です。タイプ的には、あの朝鮮戦争での敵橋梁攻撃の「トコリの橋」とかRAF(英国空軍)のダムバスター攻撃を描いた「暁の出撃」又、ノルウェーフィヨルド内のドイツ軍軍需工場攻撃を描いた「633爆撃隊」と同様の映画です。

 

加えて、監督が「風とライオン」「ビッグ・ウェンズデー」のハリウッド右派大物ジョン・ミリアスなので、かなりの仕上がりは期待できるところだと思います。

 

映画は、1972年、パリ和平協定前から始まります。トンキン湾にいる米海軍航空母艦インディペンデンスから発艦したA-6攻撃機のパイロット"クールハンド"大尉(ブラッド・ジョンソン)はハイフォン港外れのトラック集積場を夜間爆撃する。が、爆撃後、ベトナム軍兵士の小銃から銃弾で爆撃士は喉頭を撃ち抜かれ、クールハンドは返り血を浴び、何とか母艦に着艦する。爆撃士は絶命していた。

 

彼はフィリピン、スービックで休暇を取り、再び母艦インディペンデンスに戻り、コール少佐(ウィレム・デフォー)とペアを組み、対レーダーミサイルを搭載し、レーダーサイトの夜間爆撃を行い、見事レーダーサイトを潰すが、今度は僚機が撃破されてしまう。

 

クールハンドとコールは、不満を隠せず、次はハノイのミサイル集積所を攻撃する為、その場所を確認、回って来た夜間火力発電所攻撃後、ハノイに侵入しミサイル集積所にMk.82スネークアイ爆弾を投下して破壊する。

 

ハノイは爆撃対象外都市にも関わらず二人は爆撃した為、軍法会議にかけられるが、暫くするとラインパッカー作戦が始まり、不問に付される。

そして、イントルーダ攻撃隊は、カンパレリ中佐(ダニー・グローバー)自ら全機を率いて敵レーダーサイト、対空火器陣地攻撃に向かう。が、カンパレリ機は撃墜されてしまう。待機していたクールハンドとコールはA-6イントルーダに搭乗して、救出ヘリ援護に向かうが・・・

 

なんてことはないハリウッド製航空映画ですが、ディテールが良くて、又戦う為に生まれて来たようなコールがとても良くて、結構見せてくれます。本当にウィレム・デフォーが素晴らしい。

又、最後の母艦でのシーン等、まるでジョン・フォードの映画の様でと言ったら褒め過ぎでしょうか? 

 

ミリアス監督は、この映画を最後に劇場映画を撮っていません。そういう意味で彼の趣味思考を最大限に体現した映画だと私は思います。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。      八点鍾

 

追記 私はミリアス作品は、脚本では「大いなる勇者」「地獄の黙示録」映画作品では「風とライオン」「ビッグ・ウェンズデー」特に戦死した友人の墓前で酒を飲み、追悼するシーンが好きです。

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