「裸足のイサドラ」トゥシューズを履かない創作舞踊家、自由恋愛、時代の先駆者そして緋色のブガッティタイプ35・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「裸足のイサドラ」(1968)です。

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IMDb

この作品は、「熱い賭け」のカレル・ライス監督作品ですが、なかなか鑑賞することが出来なくて、もう諦めかけていましたが、最近DVDを購入し、やっと鑑賞することが出来ました。私が鑑賞したのは140分の版ですが、ネットで調べると180分近い版や130分の版もあるとのことです。

 

私は、イサドラ・ダンカンについては女性ダンサーという程度の知識しかありませんでしたが、この作品を見てとても驚きました。

 

約100年前にこんなすごい女性がいたとは。まず、天才的な創作舞踏家、型破り、ダンサーなのにトウ・シューズを履かない、素足で、身体にローブを纏っただけの姿で即興的な舞踏を披露する。このダンスが本当に素晴らしい。

そして道徳規範に反して自由恋愛、男に縛られない、だから恋愛遍歴も打算的ではなく、直感的というかなりふり構わず・・・

 

冒頭、12才の幼いイサドラが芸術と美の為に人生を捧げますというシーンから始まるこの作品、1927年フランス、ニースで50前のもう盛りを過ぎたイサドラ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が、自分の伝記を作成する為、秘書ロジャーに口述する処から始まります。

米国時代、渡英し才能を開花させ、フランスへ。舞台美術デザイナー、大富豪バリス・シンガーとの恋。事故で子供達を失くし、ソ連政府の招待をうけ、モスクワで赤のローブを纏い舞踏するシーンは素晴らしい。新しいロシア人の恋人イヴァンと行う米国公演は失敗し、再びフランスへ渡るのだが・・・

 

ダンカン演じるヴァネッサ・レッドグレイヴが本当に素晴らしいし、この様なレアなテーマを選んだカレル・ライス監督にも脱帽します。最後に、緋色のブガッティタイプ35が登場するのは素晴らしい。バイ、バイ、ブラックバードの調べが、頭から離れません。                           八点鍾

 

追記 この当時の車は、今の様にセルモーターで簡単にエンジンはかかりません。二人で、イナーシャ、コンタクトなんて合図をしてエンジンをかけます。だから、イサドラが長いマフラーをしていたら、マフラーは危ないですよと声掛けすると思うのですが。

   

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