レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ストレイ・ドッグ」ニコール・キッドマンのビックリするような変貌・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ストレイ・ドック」(2018)です。

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映画は、あるギャングの死体が発見され、捜査官エリン・ベル(ニコール・キッドマン)は、17年前の潜入捜査で起こった銀行強盗事件を思い出します。そして、数日前、彼女当てに送られたギャングからの青色に着色された100ドル紙幣を見て、独自に捜査を始めます。その捜査は、常軌を逸したもので、ギャングのリーダー、サイラスの資金のマネーロンダリングを行っていた弁護士から始めるのですが・・・

 

ニコール・キッドマン扮する潜入捜査官のポリスアクションですが、びっくりするのがキッドマンの容貌です。頬の肉がげっそりと落ち、女っ気なしの病的なまでのげっそり顔で、ここまでやってしまうと観客が引いてしまうのでは。ハードボイルド味のキッドマンを期待していた観客はがっかりするでしょう。

 

元々、キッドマンは長身の女優で、体型から警官には見えにくく、この役を受けるのならもう少し太った方が良いのではと思います。作品は良く出来ていますが、凝った編集の為、ストーリーも重くラストも想像したとおりに。ウーン・・・

 

ポリスアクションは、映画の中では大きな位置を占めます。潜入捜査物は「プリンス・オブ・シティ(1981)」辺りからでしょうか? 他に有名な「マイアミ・バイス」があり、

最近では、「L.A.ギャング ストーリー(2013)」「ザ・タウン(2010)」、日本未公開ですが「21Bridges(2019)」等があります。個人的には、こういうテンポの良い作品の方が、私は好ましいと思いますが。

 

監督はカリン・クサマ、日系人の方です。第一作が「イーオン・フラックス(2005)」、シャリーズ・セロン主演のSFで、結構面白く私はこちらの方が好ましいと思いますが。                                                                                                 八点鍾

                              

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ご参考までに