レタントンローヤル館

主に映画のお話

番外編 エスピオナージスリラーのマエストロ ジョン・ル・カレ氏、キム・ギドク氏追悼

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。エスピオナージスリラーのマエストロ、ジョン・ル・カレ氏が亡くなりました。謹んで追悼したいと思います。享年89歳です。

 

ご高齢だったので仕方がないと思いますが、残念です。今年はモリコーネ先生も他界され、ル・カレ先生もお亡くなりになるとは。

 

でも、今年「スパイは今も謀略の地に」が読めたのは大変良かったと思ってます。遺作になってしまいましたが。

先生の場合、1991年にソ連崩壊後、作風が変わっています。それまで、対ソエスピオナージ小説でしたが、以後はパレスチナ問題あり、ロシアマフィア等より身近な問題をテーマにして小説を書いていました。

同時期のエスピオナージ作家レン・デイトンが、相変わらず対ソエスピオナージ小説家であったのとは一線を画しています。その辺りがより彼の立ち位置を優れたものとしていたと思います。

 

色々大変だっとと思います。安らかにお眠りください。      八点鍾

 

追記

 

韓国の映画監督キム・ギドク氏もラトビアで亡くなったと聞いております。ここに謹んで追悼いたします。

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ル・カレ先生

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後ろの白い邸宅が自宅とか

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最近はこんな風に映画にも顔を出して(裏切りのサーカス)

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キム・ギドク氏