レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「復讐捜査線」20年も終わりを迎え、再びギブソン鬼刑事映画ですが・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「復讐捜査線」(2010)です。

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ボストン警察の殺人課刑事ブレイクン(メル・ギブソン)は、MIT卒の自慢の娘エマと会うが何やら気分がすぐれない様子。病院に連れて行こうと玄関を出ると、何者かが発砲しエマは射殺されてしまう。

 

エマの検死に立ち合い、娘の髪を一束切り取るブレイクン。娘の所持品の中にガイガーカウンターがあり、娘の髪を当てると大きく反応する。

 

ブレイクンは、エマの友人バーナムを訪ね、娘は環境団体「ナイトフラワー」にかかわりあっていたことを知ると同時に、有給研修員として勤めていた軍事企業「ノースモア」にも探りを入れ始めと、ブレイクンの車を何者かが追跡しているのに気付く。

 

ブレイクンは、追跡してくる車をかわして、連絡があった娘の友人メリッサに会うのだが・・・

 

「マッド・マックス」「リーサル・ウェポン」シリーズで名を上げたメル・ギブソン主演、監督がマーティン・キャンベルのノワールスリラーです。少し前、ご紹介した「ブルータル・ジャスティス」程ではありませんが、軍事企業と環境団体が絡んだかなりごっついポリスアクションです。

 

コテコテの暴力刑事を演じるメル・ギブソンのかっこいいこと、今のハリウッドでこういう役を演じることが出来るのは、もうメル・ギブソンかジェラルド・バトラーぐらいしかいないと思います。

 

昔は、クリント・イーストウッド、チャールズ・ブロンソンが欧州では、アラン・ドロン辺り面倒見てくれていましたが・・・

前述したように監督が、アクション物の得意なマーティン・キャンベルなので、アクションのキレも良くうまく纏まっています。

少し不満を言えば、ラストの演出が少し甘すぎます。もし、S・クライブ・ザラー監督ならもっとハードなラストにしたことでしょう。

 

今後も、ものごっついワルたちを情け容赦なく地獄に送って欲しいと思います。そう、皆まとめて面倒見て欲しいと思います。

 

このブログ作成にDB版を鑑賞しています。             八点鍾

 

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