レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キングスマン シークレット・サービス」(2015)です。
この作品、スパイアクション映画ですが007スタイルではなくどちらかと言えば、「電撃フリントgo!go作戦」(1966)プラス英国味をよりコテコテに前面に出したような味わいです。
加えて、「キック・アス」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のマシュー・ヴォーン監督なので、アクションとコメディが程好くブレンドされとても良く出来たスパイアクションコメディになっています。
どの国にも属さない情報機関「キングスマン」が中東で作戦行動中、仲間を一人失う。
ガラハッド(コリン・ファース)は、亡くなった仲間の息子エクジー(タロン・エガートン)をリクルートする。
「キングスマン」はロンドン、サビィル・ロウにある高級テーラーの地下にあり、今は過激な環境保護家ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)の動向を探っていた。
ヴァレンタインは、無料SIMカードを配り、そのSIMカードから出る信号で人を狂暴化させ、互いに殺戮を行い、地球の自然破壊をやめさせようと計画していた。
「キングスマン」は、その恐るべき計画を察知し、エクジー、マーリン(マーク・ストロング)、ロキシー達は世界を救うべく立ち上がるのだった・・・
世界制覇を目的とする秘密組織に対峙するどの国にも属さない秘密情報機関「キングスマン」、ちょっと笑えますがカッコイイ。
エクジーはマイケル・ケイン主演「国際諜報局」に敬意を表して黒縁眼鏡、英国伝統濃紺ピンストライプスーツのレジメントタイを締めて、アクセサリとして、飛び出し刃の付いた黒のシューズ、ガジェット満載の傘そしてヘッケラー&コックP30拳銃を携えて、敵ヴァレンタインの秘密基地へ。
うーん、決まってます。
ヴァレンタインにはスポーツ義足に刀を仕込んだガゼルと言う名の殺し屋が護衛しており、この対決は中々の見もの。ラストはアクション満載、FN SCAR-L小銃を構えてヴァレンタイン目掛けて全弾発射シーン等決まっています。
でも、エドガーの威風堂々を伴奏に、世界のトップリーダー達がぶっ飛ぶシーンはグロイですが、政治家がお嫌いなのですね。まあいいでしょう。
でも、スウェーデン王室に対する下品なギャグは何か恨みでもあるのでしょうか?
マナーが人を作るのですよね ?
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾