「オン・ザ・ロード」ビートニクの旗手ジャック・ケルアック著「路上にて」の映画化・・・

 レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「オン・ザ・ロード」(2012)です。

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この作品を鑑賞したのは、ビート文学の旗手ジャック・ケルアックの作品ではなく「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督作品だからと2010年頃BS放送ででウィリー・ネルソンの音楽にのって、女優グウィネス・パルトローと鉄人シェフ、マリオ・パタリがスペイン各地にあるレストランを食べ歩きする紀行TVシリーズの様な物かなと勝手に勘違いした為です。

 

この映画は、ある若者の人生ドラマになっています。酒、女、ジャズ、マリファナのオンパレードですが、勿論抑制された描写の映画になっていますが。似たような作品は、ベルナルト・ベルトリッチ監督の若者映画「ドリーマーズ」(2003)あたりでしょうか ?

だから、この作品は観客を選びます。ビート文学のことを知らないとあまり面白くないどころか苦痛ではないかと思います。

 

当然のことながら、この作品を見る迄、私もビートニクのことは全く知りませんでした。でも、サレス監督なので映画の持つ雰囲気というかムードが良いんですね、とりあえず、最後迄鑑賞することは出来ました。上映時間は137分です。

 

映画は、小説家志望だが何を書いていいか分からないサルと言う若者(サム・ライー)が、ディーン(ギャレット・ヘドランド)に会い、その型破りな性格に引き付けられ、但し、彼のようなタイプは女性を幸せにすることは出来ません。

デンバーからニューヨーク、そして南部、サンフランシスコ、再びデンバー、メキシコへと旅をする。

 

メキシコで、馬鹿騒ぎをするがサルは赤痢にかかり、非情にもディーンはサルを置いて米国へ。再び、ディーンに会ったのは、サルが仲間とデューク・エリントンのコンサートに行くとき。彼は、ディーンに別れを告げコンサートへ。

その後、今までの"オン・ザ・ロード"の旅で感じたことを、一気に書き上げるのだった。タイプ用紙の交換を省くために、一枚ずつ繋げてロール紙の様にして。

 

この作品、本当に楽しむのであれば本を読んでないと駄目でしょう。映画はとても良く出来ています。

更に脇役が結構いいんですね。キィルスティン・ダンスト、エイミー・アダムス、エリザベス・モス、ヴィゴ・モーテンセン、スティーブ・ヴシェミそしてクリステン・スチュワート、特にこの作品の彼女はとても良いと思います。

 

サルがデンバーに行き、バーでディーンの妻カミール(キィルスティン・ダンスト)とビリー・ホリディーの「I've Got The World Go A String」に合わせて踊るシーン辺りから映画は好いムードになってきます。この辺りでのれないとこの作品は駄目でしょう。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。      八点鍾

 

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 少し味わいは違いますが・・・・

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