レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「キングスマン: ゴールデン・サークル」次なる世界制覇に挑むのは薬物組織の女性ビジネスウーマン・・・

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キングスマン: ゴールデン・サークル」(2017)です。

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いや、重い暗い映画見るとやはりこういうウェルメイドのアクション映画を鑑賞しないとね。と言うことでマシュー・ヴォーン監督「キングスマン」第2弾です。

 

次なる世界制覇者は、カンボジア奥地の密林の中に「ポピー・ランド」なる秘密基地を持つポピー・アダムス(ジュリアン・ムーア)という女性ビジネスウーマン。「地獄の黙示録」で有名になったカーツ大佐程ではありませんが、かなりのワル。オマケに頭も切れる。

エルトン・ジョンを誘拐するし、護衛にドーベルマン風ロボット犬をエスコートさせ、気に入らない奴はミンチにして🍔にしてしまう。

 

キングスマンのロンドンタクシーをハッキングして、エージェントのDBにアクセスするや否や、ミサイル攻撃でキングスマンは壊滅。あのロキシーもギャラでもめたのでしょうか、冒頭すぐにミサイル攻撃で爆死。

残ったのはマーリン(マーク・ストロング)とエグジー(タロン・エガートン)の二人だけ。

「最後の審判の日」の金庫を開けると、そこには「ステイツマン」のボトルがあるだけ。

 

二人は「ステイツマン」のあるケンタッキーを訪ねると、「ステイツマン」が「キングスマン」と同じ独立した諜報組織だと知る。

ポピー・アダムスは電波ジャックして、米国大統領に薬物の合法化を迫って来る。合法化しない場合は、薬物に仕込んでいた毒性物質で薬物依存者はやがて死ぬ。合法化すれば、解毒剤を供給すると。

 

「キングスマン」は「ステイツマン」の力を借りて、ポピー・アダムスを倒すべく、カンボジア奥地の「ポピー・ランド」に侵入するのだが・・・

 

前作同様、良く出来ています。英国風冒険スパイ映画なので、約束通りロープウェイも登場します。うーん、美しいです。バリバリ、ドカンドカンとガジェット満載、アクション満載でホント飽きない造りになっているのは大変結構ですが、ちょっとマンネリ気味ですかね・・・

 

敢て苦言を呈すると、ジュリアン・ムーアの悪口を言いたくありませんが、だって素晴らしい女優だから、ちょっと凄みが足りないと思います。例えば、ケイト・ウインスレットとかティルダ・スウィントン辺りがポピーを演じたら、凄みが出てもっともっと面白くなったと思います。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。      八点鍾 

追記 

その昔「ゆりかごを揺らす手」に助演していた頃のジュリアンは、キツイ表情が結構印象的でしたが、今や大女優なので・・・

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