レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「特攻野郎 Aチーム」(2010)です。
この作品は、TVで好評を得たジョージ・ペパード「特攻野郎 Aチーム」の劇場版です。映画版は、リーアム・ニーソンがハンニバル、ブラッドリー・クーパーがフェイス、クイントン・ジヤクソンがB.A、シャールト・コープリがマードック、ジェシカ・ビールとパトリック・ウイルソンが共演しています。
監督が、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」「THE GREY 凍える太陽」で冴えたの腕前を見せてくれたジョー・カーナハンなのでとても面白いです。脚本もカーナハンが絡んでいるので、若干マンネリ気味のお話ですがうまく纏めています。
イラク戦争末期、偽ドル札原版と偽札を回収する任務を受けたAチームは、民間軍事会社のパイク達を出し抜いて、偽札と原版を手にしたが、裏切りに遭って原版を盗まれ、司令官は爆死してしまう。
Aチームは軍法会議にかけられて、刑務所に送られるがCIAのリンチ(パトリック・ウイルソン)の協力により脱獄、汚名をはらす為にパイク達の追跡を開始する・・・
冒頭のメキシコでのアクションから始まり、イラクでの偽札強奪作戦、飛行場でのカーチェイス、C130輸送機と無人攻撃機との空中戦、特にフランクフルトでのケーニッヒ銀行から原版を盗み出すアクションシーンはとても巧いと思います。
勿論、ラストはロサンゼルス港でのアクションは派手ですが、こうアクションが続くとすこしばかり貧食気味になってしまいます。でも、何も考えずに楽しんでいただく映画なのですから。
ジョー・カーナハン監督は、こういう作品ではガッチリと稼いで頂き、次作は思い入れの強いテーマを選んだ力作をお願いしたく思います。
ブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾