レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「キングコング 髑髏島の巨神」「ゴジラVSコング」鑑賞に御利益があるかなと思い…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キングコング  髑髏島の巨神」(2017)です。

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「ゴジラVSコング」が大ヒットしていると聞いています。であれば、より充実した「ゴジラVSコング」を観賞すべく、この作品を選んでみました。

映画は、1944年から始まります。零戦と米陸軍P-51が空中戦を行い、相打ちとなり地上で格闘を行うのですが、巨大な生物が彼らの前に現れ…

 

1973年、米国はベトナムから撤退するのだが、特務研究機関モナークの要請で、地球観測衛星が発見したある孤島に調査団を送ることになり、パッカード大佐(サミュエル・L・ジャクソン)の部隊が同行することになった。又、もとSASのコンラッド(トム・ヒドルストン)という英国人、ウィーバー(ブリー・ラーソン)と言うカメラマンも一緒に行くことになった。

 

彼らは、暴風雲に覆われた孤島にヘリコプターで近づいた。雲を抜けるとサイズミック爆弾を落として、地面に巨大な空洞の有無を調査し始めたが、その時、巨大な猿のような生物が現れて、ヘリコプター部隊は全滅してしまう。

生存者を集めて、3日後に別部隊が救出に来る島西部に向かうコンラッド達だが…

 

この作品は、観客に向けて作られた映画です。ですから、鑑賞してなんだーと言う出来ではありません。頭を空っぽにして2時間十分楽しめる作品になっています。志の低い映画と言ってしまうと酷ですが、私は決して悪い映画だと思いません。もっと志の高い映画と言う事であれば、ピーター・ジャクソン版「キングコング」をお薦めします。

 

ビッグバジェットの作品なので、コングと謎の恐竜スカル・クローラーの一騎打ちのSFXは素晴らしいし、ブリー・ラーソンもコングの恋人までいっていませんが、悪くありません。

もっとも良いのは、あの「地獄の黙示録」のカーツ大佐のようなパッカード大佐を熱演して、映画ファンは十分楽しめるでしょう。監督は新人ジョーダン・ヴォート=ロバーツですが、手堅く纏めています。今後期待できそうです。

 

でも、鑑賞したから「ゴジラVSコング」鑑賞時に何か御利益があるかどうかは分かりませんが、やはり見ておいた方が良いと思いますが。

 

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。         八点鍾

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www.youtube.com              ピーター・ジャクソン版予告編

 

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