レタントンローヤル館

主に映画のお話

「告白小説、その結末」これも又ゴーストライターとストーカーの映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「告白小説、その結末」(2017)です。

 

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巨匠と言っても差し支えないと思いますがポランスキー監督お得意のニユーロチィックサスペンス、御年87歳にもかかわらずまだまだ精力的に映画制作活動続けており、立派なものです。

 

この作品も新規性はないもののとてもうまく纏めています。あのエヴァ・グリーンに謎の女性、ゴーストライターでもあるストーカーを演じさせて、なかなか良く出来たサスペンススリラー映画になっています。

あの美しいエヴァに神経質で、時々残酷な顔をさせるなどポランスキー監督なかなかもの物です。少し羨ましい。

 

映画は、デルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)は小説家、最近書き上げた作品は母親について書いたものだが、その内容について中傷された匿名の手紙を貰い神経質になっている。ある時、エル(エヴァ・グリーン)という読者に会い、彼女との会話から自分の良き理解者と思い、心の内を明かす様になる。

 

エルはゴーストライターで、興味深い人物で彼女は信用し始める。又、その生い立ちから次作に使えるかもと、デルフィーヌは思い始める。不器用な彼女を見て、エルはメールの整理など色々と助けてくれるのだが、少し不安も感じ始めるデルフィーヌ。

 

階段から落ちて、足を骨折するデルフィーヌ。エレベータの無いマンションで自室まで上がるの大変なので、田舎のコテージにエルと引き籠るのだが…

 

劇場でも鑑賞しましたが、自宅で鑑賞した方が面白かったことを告白します。時々あります。TVサイズの画面で見た方が面白い映画って。不満としては、冒頭少し出て来るレイモン役のドミニク・ピノンをもっと活躍させてもらいたかった。ワンシーンだけではもったいないですよね。

 

少し前の作品「ゴーストライター」に比較するとサスペンスが強烈ではありませんが、悪くはありません。とても巧いと思います。ラストもなかなか効いています。普通、監督は年を重ねて来ると段々と丸くなって映画そのものもだれて来るものですが、彼の作品は違いますね。

 

次作はドレフェス事件を題材にした冤罪事件作品と聞きます。公開を待ち望んでいますし、今後も益々頑張って欲しいと思います。ヴェネツィア映画祭銀獅子・審査員大賞受賞と聞いています。

 

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。         八点鍾

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すべてはこのシーンから始まります

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www.youtube.com       ドレフェス事件を題材にした 次作の予告編