レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ローグ」女優と言うかグラビアアイドル、ミーガン・フォックス主演の傭兵映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ローグ」(2020)です。

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たまたま時間が空いたので鑑賞しました。予告編では、もっとドギツくゲテモノ色をPRしており、ミーガン・フォックスが主演しているので、ひょっとしたらと期待半分で鑑賞しました。鑑賞してゲテモノ色は殆どなく、結構真摯に作られた作品で、こじんまりと纏まっています。ミーガン嬢もぐっと抑えた演技でいい感じですが、この辺りが限界でしょうか。もっともっと頑張って欲しいと思います。

 

このタイプのアフリカ戦争アクションは、あの「戦争プロフェショナル」からだと思いますが、その後「ワイルド・ギース」とか「戦争の犬たち」「ブラッド・ダイヤモンド」「ブラック・ホーク・ダウン」「13時間」等色々あります。ル・カレ原作の映画「ナイロビの蜂」もこのジャンルに加えても良いでしょう。野生動物の密猟施設が舞台になっているのがこの作品のキーポイント。

 

従来であれば、リチャード・バートン、レオナルド・ディカプリオ、クリストファー・ウォーケン等が主演を務めるところ、ジェンダーフリーの現在では、ミーガン・フォックスのような女性が傭兵部隊のリーダーを務めます。ザラムと言う武装グループに拉致された知事の娘を救出のため、特殊部隊チームが派遣され、彼女を助け出しますが、RPGで救出に来たヘリを撃墜され、崖の上から河に向かって飛び込み、何とか古びた施設に逃げ込みますが、そこは野生動物の密猟施設、そこには施設の檻から逃げ出した雌ライオンが彼らを待ち受けているのだが…

 

前述したようにもっとゲテモノ色は薄く、又ミーガン嬢のエロチック色も薄く、サム(ミーガン・フォックス)は自動小銃を構えて、冷酷に武装グループの男達を殺していく。特に密漁施設で、敵からからAK47を奪い、身体を低く腰を落としたスタイルで淡々とトリガーを絞り、一人また一人とあの世に送っていく彼女、なかなか見せるんです。うーん、美しいです。

 

まあ、ケイト・ウィンスレット、ジェシカ・チャスティン、メリル・ストリーブ様な演技派女優を目指すのではなく、そろそろ五十に手が届きそうなミラ・ジョヴォヴィッチに変わるべくミーガン嬢もアクション派として、ここらで開眼して欲しいと思います。

 

まだまだ三十代前半のミーガン嬢なので、たまにはポロリと・・・

 

あまり期待して見に行くととがっかりするかも、でも良く出来ています。監督はM・J・バセット、共演のフィリップ・ウィンチェスターがなかなかイイ。   八点鍾

 

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