レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ゴジラvsコング」ハリウッド版「キングコング対ゴジラ」皆さん、ご存知の様にもう一体登場しますが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ゴジラvsコング」(2021)です。

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多分、今年の夏公開される映画の中で一番の話題作でしょう。大作ですし、何よりも我が国発祥のキャラクター、ゴジラが登場するのですから。

 

 

映画は、地球空洞説を信奉している組織モナーク。南極大陸にあるエネルギー資源を手に入れるためにコングを大型タンカーを改造した輸送船で運んでいると、突然ゴジラの襲撃を受ける。

当然、予期されることなので1個空母打撃群で護衛していたが、あっという間にゴジラによって壊滅される。仕方なく気球を使用して、コングを南極へ。発見した空洞入り口にコングを運び、地球空洞部へ行かせようと。この辺り東宝映画「キンクコングの逆襲」と少し良く似ていますが。

巨大テクノロジー企業エイペックスは、香港であるプロジェクトに没頭しており、それが何なのか、前作のヒロイン、マディソンが暴こうとするのだが…

 

先ずは、私のブログを読んでも読まなくてもこの作品を鑑賞して欲しいと思います。

とても良く出来ています。特にSFXが素晴らしいと思います。戦後、ひ弱な日本を舞台に最大級の絶対悪として登場した「ゴジラ」、人によってはあのジョン・ヒューストン監督「白鯨」よりも素晴らしいと言われた本多猪四郎監督「ゴジラ」。

それがハリウッド映画として蘇り、本作で3作目。素晴らしいキャラクターとなって活躍しているさまを見ると嬉しくなります。加えて、スクリーン狭しと大暴れして、破壊の限りを尽くしてくれます。アクションはテンコ盛りのテンコ盛りになっています。

そして、ドルビー・アトモスで鑑賞したので、うーん美しいです。

物凄くテンポが速いので、あっという間の2時間だと思います。頭の空っぽにして十分に楽しんで欲しいと思います。本当に楽しめます。個人的には、もう少し味のある演出を期待していましたが、そんなものは必要ないのでしょう。監督はアダム・ウィンガード、主演者はアレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホール、小栗旬等。

 

映画にはこういう作品も必要だと思います。       八点鍾

 

追記 オールドファンとして宝田明、水野久美両氏がチラリと出ていたらもっともっと嬉しくなったと思います。

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