「プロフェッショナル」60年代ハリウッド製西部劇は全体に重く、その中で結構イケてるウェスタンですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「プロフェッショナル」(1966)です。

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監督は文芸派のリチャード・ブルックス、ほら、この監督のキャリアは「雨の朝巴里に死す」「カラマゾフの兄弟」「熱いトタン屋根の猫」「渇いた太陽」「ロードジム」「冷血」「ミスター・グッドバーを捜して」と言う作品群で、この作品だけ全くの別物と言っていいと思います。アクションたっぷりで粋が良い作品になっています。

加えて、一番脂がのったリー・マービンとバート・ランカスター共演の異色ウェスタンで、このコンビが良く悪役のジャック・パランスが可哀想なくらいで…

映画は、1916年頃のテキサスで大富豪グラントの妻マリア(C・カルディナーレ)が山賊ラザ(ジャック・パランス)に誘拐され、10万ドルの身代金を要求される。グラントは四人の男、銃火器と戦闘の専門家ファーダン(リー・マービン)、発破屋ドルワース(バート・ランカスター)、馬の専門家エーレンガード(ロバート・ライアン!)、追跡と弓の名手シャープ(ウディ・ストロード)がグラントの妻を救出の為、メキシコ革命真っ只中のメキシコへ向かうのだが…

ファーダンもドルワースもかってはラザと共に革命を戦った仲間、だからその配下の部下の手の内を読むのは朝飯前、1897式ウインチェスターショットガン、1892式ウインチェスターライフルで死体の山を築きながら、ラザに肉薄していく四人のプロ達、うーん美しいです。

後半にはファーダンがルイス式マシンガンでバタバタとなぎ倒すのですが、私が一番好きなのは、後半時間稼ぎの為にドルワースが岩山に隠れて、追手のラザ達を一人また一人と倒していくシーン、バート・ランカスターが一番好いシーンを独り占めして、ロバート・ライアンなんか余り見せ場が無くて…

音楽は「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャール、撮影が「暴力脱獄」「冷血」「明日に向かって撃て」のコンラッド・ホール、本当に良く出来た正統派ウェスタンです。本当にこれぐらいの作品が量産されていたら、マカロニウェスタンなんか絶滅していたでしょう。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。     八点鍾

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