レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アサルト13 要塞警察」(2005)です。
この作品は、あのジョン・カーペンター「要塞警察」(1976)のリブートです。「要塞委警察」は地上波で鑑賞した事がありますが、内容は面白いものの全体にチープだった記憶がありますが、このリブートは、イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ガブリエル・バーンと強力な布陣、ハイバジェットなので中々面白い作品になっています。当ブログでも、ほぼ同様な内容のフランス映画「スズメバチ」を紹介しています。
映画は、2004年の大晦日。雪の降りしきるデトロイト市の片隅にある古びた13分署にジェイク(イーサン・ホーク)、数名の署員が集まり分署閉鎖の整理を続けていた。そこに暗黒街の大物ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)を乗せた護送車が到着する。雪が深いので、そこで一夜を明かそうということになった。
ところが、ビショップを救出しようとギャング仲間が大挙して襲撃してくるのだった。果たして、イーサンたちの運命は…
監督は、ジャン=フランソワ・リシェ、当ブログでは、「ジャック・メスリーヌ ノワール編 ルージュ編」をご紹介しています。この作品でもなかなかの腕前を見せてくれます。ローレンス・フィッシュバーンは貫禄たっぷり、イーサンはいつものトラウマを抱えた男を演じて、女優陣ではドレア・ド・マッテオがなかなか見せてくれます。
特にラストがなかなか味のある終わり方で、ノワールスリラー好きな方なら大いに満足される仕上がりになっています。うーん、美しいです。
このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。 八点鍾