レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「Our Friend/アワー・フレンド」(2021)です。
マシュー(ケイシー・アフレック)は、妻ニコル(ダコタ・ジョンソン)、二人の娘と幸せな生活を送っていた。が末期ガンの宣告を受け、生活は一変する。が、その昔ニコルを結婚しているとは知らずにデートに誘ったデインが駆け付けて、男二人でニコルと娘二人の面倒を見始めるのだった…
個人的には、この種の映画、難病物はいままで避けていましたが、理由って? だってガキの頃、親父に小遣いを貰って映画館に行きますよね、親父が何を見てきた?と聞いてきたら、例えば「愛と死をみつめて」知っています? この作品、なんて答えたら、やはり拙いですよね。なんやかんやで、ずっーと避けてきましたが、今回は良く出来ているということで鑑賞しました。
映画は良く出来ていますが、やはり合わないなというのが第一印象。映画の構成が、ちょっと乱暴に繋いであり、前に行ったり後ろに行ったりで解りにくくて、病状が悪化して終末期専門介護士が参加する辺りから映画として面白くなります。
でも、やはりこういう場面を見るのはかわいそうで辛いなと。監督は女性でガブリエラ・カウパースウェイド、なかなかうまいと思います。
IMDBでフィルモグラフィーを見ていると、この作品の前に「Megan Leavey」と言う作品を監督しています。軍用犬を訓練し地雷撤去作業するサスペンス映画です。主演はケイト・マーラー、予告編見ただけですが、私はこちらの方が好きだな。
この手の映画が好きな方は、鑑賞して大泣きして下さい。 八点鍾
www.imdb.com 「Megan Leavey」予告編