レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「アイスロード」『恐怖の報酬』の三番煎じどころか、リーアム・ニーソンの怒りのトラック野郎だ…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アイスロード」(2021)です。

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あまり宣伝することなく公開されていますが、リーアム・ニーソン主演のトラックアクションです。勿論、あのクルーゾー監督「恐怖の報酬」、フリードキン監督「ソーサラー」には及びませんが、リーアム・ニーソンがアクションで頑張っているので決して失望の一編どころかなかなか見せてくれます。

映画は、カナダ、北極圏に近い官営のダイヤモンド鉱山でメタン爆発が起き、作業員が26名閉じ込められてしまう。坑内のメタンを排出しなければ、彼らは30時間余りで死亡してしまう。メタンを排出する抗口装置は30トン余りあり、航空機では無理。そこで、出ましたトラック野郎マイク(リーアム・ニーソン)がPTSDの整備屋の弟と共に、トラックに積んで氷結した湖の上を疾走することに。並走するのはゴールデンロッド(ローレンス・フィッシュバーン)と女性トラック野郎タントゥー、26名を救えるのは彼らだけだった…

意外な拾い物と言ったら怒られるでしょうが、結構うまく纏めています。100分強の作品ですが楽しめます。監督は脚本家出身のジョナサン・ヘンズリー、もう少し丁寧に作ったらかなりの映画になったと思います。リーアム・ニーソンはトラック兄ちゃんも似合います。

来年公開の「マークスマン」が待ち遠しい。       八点鍾

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