レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「スピード」(1994)です。
テンポというかノリの良いアクション・サスペンススリラー映画です。典型的なハリウッド映画です。でも良く出来ています。監督は撮影監督出身のヤン・デ・ボン。
映画は、LAの高層ビルでエレベータに爆弾を仕掛けてそこにいた人質を盾に身代金を取ろうとした事件が発生したが、ロサンゼルス市警SWAT隊員ジャック(キヤヌ・リーブス)とハリーの活躍で人質を救出し、犯人を追い詰めるがあと一歩のところで逃がしてしまう。犯人ペイン(デニス・ホッパー)は復讐を誓い、今度は路線バスに爆弾を仕掛けて身代金を取ろうとする。バスには何も知らないアニー(サンドラ・ブロック)が乗っていた。その爆弾は時速80kmを超えると起動し、それ以下の速度になると爆発する仕組みだった…
東映作品「新幹線大爆破」のアイデアを流用し、物凄く面白い映画をサッと作ってしまうハリウッド、さすがです。でも、私はS&W6904振り回すキアヌ・リーブス、お茶目なサンドラ・ブロックより悪役で登場したデニス・ホッパーに惹かれます。うーん、美しんです。
「理由なき反抗」「ジャイアンツ」「暴力脱獄」「イージーライダー」「地獄の黙示録」等で名を上げた男優で、登場するシーンは少ないけど魅力たっぷりで。
彼位の役者が悪役で登場すると、映画が輝き始めてくるのが不思議です。どちらかと言えば、ニューシネマ以後活躍した役者と言っていいでしょう。
このブログ作成にBD版を鑑賞しています。 八点鍾
追記 この作品は大ヒットしたので続編「スピード2」が製作されました。豪華客船を舞台にした映画でしたが、お話が今一歩で残念な作品になってしまいました。A・マクリーン「黄金のランデブー」辺りをベースにしたらもっと面白くなったと思いますが。
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