レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「サンダーバード55/GoGo」サンダーバード・ナード(オタク)達の祭典という映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「サンダーバード55/GoGo」(2022)です。

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映画は「サンダーバード登場」、「雪男の恐怖」と「大豪邸、襲撃」というエピソードを再編集したものともう一本「ネピュラ・75」が同時公開されています。ストーリーはサンダーバードの音声ドラマから頂いたものだそうです。構成に樋口真嗣氏が協力しているとの事。

面白そうだと思い鑑賞しましたが、コテコテのサンダーバード・ナード達の映画でビックリしたのと共に、努力は認めますが一般の人向きの映画ではありません。Wikiで知ったのですが、2015年にクラウドファウンディングで製作されたドラマを映画用に再編集したものだそうです。だから、ちょっとね…サンダーバードが好きで好きでたまらない人はOKですが、それ以外はうーんと考え込んでしまいます。優れたホンを用意して、もっとバジェットを大きくすれば面白いものが出来ると思いますが。

私は好きだからとりあえずOKですが、個人的には有名な"SOS原子力旅客機"、"ニューヨークの恐怖"等優れたエピソードをレストアして、音を入れ直して大画面で公開してくれた方が好ましいと思いますが。

但し、このスーパーマリオネーションという人形劇、もう一度人形を製作すれば、当時と同じものを製作できるという事を証明できたのはいいアイデアだと思います。普通の男優、女優が演じれば、同じ役者を使用することが出来ないので…

でも、大画面でバリー・グレイのあのテーマ曲が響いた時は、何とも言えない喜びの感情が込み上げましたが。

 

もう一つ、帰宅してからライブラリにあった見たハリウッド製実写版「サンダーバード」(2004)の感想を簡単に紹介します。

この作品悪くはありませんが、一番の難点はお子様ランチになっていることと「サンダーバード」は上手く表現できないですが、英国主義というかブリティシュネスと言う隠し味がありません。だって、ペネロープが乗るピンクの自家用車がフォード製ではのれませんよね。やはり、RRのスーパーロールスロイスでないとね。監督はジョナサン・フレイクス、主演はビル・パクストン。        八点鍾

 

tb55movie.com

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www.youtube.com

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   ご存知と思いますが、こういうサンダーバードもあります。