レタントンローヤル館

主に映画のお話

「リトル・チルドレン」ケイト・ウィンスレットのニンフォマニアの濃密な演技が…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「リトル・チルドレン」(2007)です。

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映画は、大都会の郊外に住む"サバービアン"、欲望剝き出しの大人になり切れない人たちを描いています。

サラ(ケイト・ウィンスレット)は娘を連れて公園に。そこにはサラの女友達3人が待っていた。3人は今日も"プロム・キング"が現れるかどうか待っていたのだ。"プロム・キング"ことブラッド(パトリック・ウィルソン)は、息子を連れてやって来た。ハンサムなブラッドは司法試験を受験するために、主夫をしながら勉強をしているのだった。

そんな時、サラの娘がブラッドの息子に近づいた為、言葉を交わし始めるサラ。意地悪なサラは、女友達に見せつける為ブラッドに噂になっていると告げ、ハグしてキスしましょと言う。彼はサラを抱きキスをする。これが始まりだった。同じ頃未成年に性行為をしたロニーが釈放されてこの町に住んでいる母を訪ねてやって来るのだった…

多分、余りご覧になったことのない作品だと思います。映画ジャンルとしては不倫映画、その昔"よろめきもの"と呼ばれていた時代もありました。

巨匠デビット・リーン監督「ライアンの娘」も高級な不倫映画です。同じぐらいこの映画も良く出来ています。但し、この作品の味わいは少し病的で、人によっては耐えられないと言う人もいるかもしれません。特にサラの夫への辛辣な描写は。監督はトッド・フィールド。

私にとって、この作品の嫌な点はナレーション過剰です。映画を見ていると鬱陶しくなりますが。そんなに説明しなくても演出が良いので観客は判るのですが。そうキューブリック監督「バリー・リンドン」もそうでしたが。

でも、ケイトは上手い。その情事の絡みのシーン、その後の倦怠感が。「日陰のふたり」から「アンモナイトの目覚め」まで結構この手の映画が多くて。特に「ホーリー・スモーク」から凄い女優、ニンフォマニアチックな演技が上手い、になって来たと思います。これから、ケイトはもっとアクション系の映画に出て世界を救って欲しいと感じ入る次第で。彼女、キリリとするとキツイ顔立ちなので。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。                   八点鍾

 

追記

20年又は30年後、サラの娘は年老いたサラに尋ねるでしょう。

「ママ、あの日、夜の公園で何を待っていたの?」

子供はそういう事をよく覚えているものです。

この作品、鑑賞する時は一人が良いと思います。

最後に、この作品「ボヴァリー夫人」がキーになっています。今度読んで見ようかな。

 

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