レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「イノセンス」あの「攻殻機動隊」の少佐とバトー、荒くれコンビ第2弾ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「イノセンス」(2004)です。

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あの押井守監督「攻殻機動隊」の続編にあたる作品です。原作は士郎正宗、押井監督の世界観、映像美、マニアックな銃器描写が好きな人にはたまらない作品でしょう。ディテールも凝っており、100分にも満たない作品ですが、十二分に楽しめるでしょう。

ストーリーは、2032年日本。ロクス・ソルス社が製造するガイノイド(女性アンドロイド)が暴走して所有者を殺害する事故が多発して、公安9課が捜査することになった。そんな時ロクス・ソルス社の出荷検査部長が殺され、暴走したガイノイドに組長が殺された「紅塵会」が捜査線上に浮かび、バトーとトグサが組事務所に向かうが銃撃戦となってしまう。バトーは帰宅中食料品店で何者かに電脳をハッキングされて店主を射殺しそうになる。捜査は原点に戻り、択捉経済特区に本社があるロクス・ソルス社に向かうバトーとトグサ、そこにいるハッカー、キムを訪ねるのだが…

全体に前作よりスケールが大きくなっており、CGをとてもうまく利用しているので思いもよらないような独特な映像美が観客を魅了しより巧妙な世界感が広がっています。但し、オリジナリティが薄くなりましたが。

後半、ネットの海から再び現れた少佐と共に、ロクス・ソルス社のガイノイド製造プラント船内での銃撃戦は、なかなか見せてくれます。好きな人は押井監督のマニアックな銃描写にフェティシズムを覚えることでしょう。今回は、現在使用されているアサルトライフルを組み合わせて、バトー用架空のアサルトライフルを創作しています。うーん、美しいというかお好きなんですね。

音楽は川井憲次、いつもの独特なサウンドトラックで気分を盛り上げてくれています。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。    八点鍾

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