レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「レジェンド/光と闇の伝説(ディレクターズカット版)」やはりスコット監督はSF映画か西洋剣劇映画ですね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「レジェンド/光と闇の伝説(ディレクターズカット版)」(1985)です。

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リドリー・スコット監督のキャリアの中では、あまり話題にならない作品で少し前にディレクターズカット版が発売されたので、BDを購入鑑賞して見ました。このバージョンは、公開版と比較して約20分程長尺で又ジェリー・ゴールドスミスが作曲した素晴らしい音楽に置き換わっていました。

映画は、スコット監督としては珍しい童話と言うかファンタジー物を映画化したもので、映像は何時ものように素晴らしいと思います。特に冒頭のメルヘンタッチの風景、柔らかい風がそよぎ、花弁、胞子、枯れた草が舞い上がり、小鳥がさえずり、蜻蛉が飛び回る風景は素晴らしいと思います。

王女リリーの過ちによって、一角獣が傷ついて世界に暗黒に包まれる描写、そして闇の魔王に拉致されるリリー。ジャックと小人、妖精達がリリーを助けるために立ち上がり、魔王の神殿へ。リリーは魔王に誘惑され、この辺りの描写も素晴らしく黒いドレスに身を包んだリリー王女はとても美して、一角獣を殺そうとするのだが…

映画は、全体に公開版より長尺になった分、解かり易くなったと思いますが、公開版と同じ弱点、闇の魔王との対決が盛り上がらないのは同じです。良い絵もありますが、童話、ファンタジーなので全体にサスペンス不足で、その分ユーモアもありますが空回り気味で…

でも、映画はそんなに悪くないと思います。主演はトム・クルーズ、ミア・サラ、ダーフィト・ベンネント等。以後、スコット監督はこの手の映画を監督していません。やはり得意でないのでしょう。SF映画か西洋剣劇映画ですね、スコット監督は。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。       八点鍾

 

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                                                      グラディエーター

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                 エイリアン

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                デュエリスト

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              エイリアン/ コヴェナント

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                ブレードランナー

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             キングダム・オブ・ヘブン

   やはり、スコット監督はこのジャンルですよね。うーん、美しいです。