レタントンローヤル館

主に映画のお話

「MEMORIA メモリア」着想は面白い映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「MEMORIA メモリア」(2021)です。

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タイの新鋭アピチャートポン・ウィーラセータクン監督がコロンビアで撮った異色作です。不勉強で私はこの監督のことを知りませんでした。この映画は、カンヌ映画祭で審査員賞を受賞しています。

メデジンで花屋を営むジェシカ(ティルダ・スウィントン)は、呼吸器疾患で入院している姉のカレンとその夫のフアンを訪ねるため、ボコダに滞在していた。ある夜、ジェシカは爆発音のような奇妙な音や衝撃波のようなものを感じ、眠りから目を覚ます。ジェシカはこの不可解な体験を探求する中でコロンビアを旅していくうちに、更なる感覚異常を感じ始める(wikiより)

ユニークな映画です。音が主題となった映画です。予告編がなかなか良かったので、例えば、タルコフスキーの様な、少し前亡くなったJ・J・ベネックスの様な映像が見られるのではと期待しましたが、私が想像していたような感性の方とは違い、映画監督と言うか映像作家と呼んだ方があっていると思います。

全体にショットが長回しで、淡々と映画は進みますが、テンポが鈍くて私の不徳の致すところですが、眠気を誘います。映像もハッとする様な鋭さもなく、但し後半、コロンビアの山岳地帯に入り出すとなかなか良いショットが出てきますが。

主軸となる地球の核が震える様な音ですが、もっと迫力が欲しいと思います。さらにあまり想像力の無いラストに…

色々と書きましたが、ベネックス監督「溝の中の月」タルコフスキー監督「鏡」「ストーカー」「ノスタルジー」「惑星ソラリス」リンチ監督「ブルー・ベルベット」等が好きな人は、決して鑑賞して損はない映画だと思います。ひょっとしたら、あなたのストライクゾーンに決まるかもしれません。               八点鍾      

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