レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「悪魔の発明」カレル・ゼマン監督のノスタルジック溢れるジュール・ベルヌ原作の映画化…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「悪魔の発明」(1958)です。

映画は、ロック教授は新型爆弾を考案した。彼はサナトリウムで研究をしていたが、教授の研究を知った海賊カラージュとアルティガス伯爵一味に拉致されて大西洋の孤島に幽閉されて研究を続けることになる。たまたまロック教授を訪ねていた技師アールと共に。アールは教授の研究を知ると、外部と連絡を取ろうとするのだが…

珍しいチェコ映画です。監督がカレル・ゼマン、彼は監督のみならず脚本、美術迄担当しており、独特の画調、スタイルであのSFの父ジュール・ベルヌの世界を映像化しており、この映画はもはや古典と言っていいでしょう。登場する潜水艦、飛行船、潜水服、発動機その他研究設備等ユーモラスで独特のデザインでたまらない人にはたまらない作品になっています。

但し、それらはノスタルジック過ぎてノレない人もいると思います。私は結構好きですが。ほぼ全編マット合成で製作されたこの映画、時々ビックリする様な凝った絵造りもあり、侮れない作品になっています。お話が「海底二万里」に少しばかり似たような設定が鼻に付きますが、これはベルヌのせいですから仕方ありません。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。         八点鍾

 

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