レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「ザ・ディープ」映画よりドナ・サマーの妖艶なディスコミュージックが有名な作品ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ザ・ディープ」(1977)です。

もう夏も終わりなので夏らしい作品ということで、この作品を選んでみました。十何年ぶりに鑑賞しました。原作があの「ジョーズ」のピーター・ベンチュリーなので、「ジョーズ」の続編ではありませんが、それらしい雰囲気で宣伝をしており、又、あのディスコクィーンのドナ・サマーの「Down Deep Inside」も盛り上げて…

映画は、バミューダ諸島にハネムーンに来たデヴィド(ニック・ノルティ)とゲイル(ジャクリーヌ・ビセット)がスキューバダイビング中に沈没船を発見し、そこでメダルとあるアンプルを見つける。彼らは、それをトレジャーハンターのトリース(ロバート・ショー)に見せると、メダルとは大したものではないしと言われるが、彼はアンプルを盗んでしまう。デビィド達は帰り道に何者かに襲われ、おまけにデュポンと言う男が現れ、アンプルを見せて欲しいと言ってくるのだった…

当時、劇場で鑑賞した時は冴えない海洋アクション物だなと言う印象でした。監督はあの「ブリッド」「マーフィの戦い」「ジョンとメリー」のピーター・イェーツというのに。但し、アル・ギディングスとスタン・ウォーターマンの水中シーンの撮影は中々見事でしたが。個人的には沈没船のセットにもう少しスケール感が欲しいと思います。

でも、今回再び鑑賞するとそんなに印象の悪い映画ではないことに気付きました。でも、スピルバーグ監督「ジョーズ」には及びませんが。何分この映画「ザ・ディープ」は良く纏められていますが、残念ですが映画的興奮が余りありません。

例えば、「ジョーズ」では、あのタイガーシャークに一番銛を打ち込むシーン前後の描写がとても優れています。あのような感動があればもっと良い作品になると思います。

主演では、何時ものように"戦う男"を演じたロバート・ショーがとても良く、ジャクリーヌ・ビセットは悪くありませんが、もう一つですね。

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。      八点鍾

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追記 ピーター・ヴンチュリー原作映画がもう一本あります。「アイランド」(1980)と言う作品で海賊が出て来る映画だった思います。マイケル・ケインが主演でラストのマシンガン大乱射が印象的な作品でした。

ピーター・イェーツ監督作

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以下ロバート・ショーの代表作

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