レタントンローヤル館

主に映画のお話

「スティーブ・ジョブズ」伝記映画と思いきやこの映画の構成は…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「スティーブ・ジョブス」(2015)です。

殺伐として作品が続いたので、どちらかと言えば明るい雰囲気の作品としてこの映画を選びました。ジャンルで言えば伝記映画ですが、この手の実業家の伝記映画、実は苦手なんです。

その昔「遥かなる走路」(1980)という豊田佐吉さんの伝記映画があります。いや、難儀な映画でした。あくまでも私の印象ですが、この映画、観客の方を向いて製作しているのではなくトヨタグループの方に向いて映画作りをしているようでした。だからね、何か面白くなく…

ところがです、この作品、時間軸をバラバラにして84年Mackintosh、88年NeXTcube、99年iMacの発表会前に起こった問題を巧みに取り込みながら、ジョブズの人柄を描き出しているのです。この構成には驚きました。凄いとしか言いようがありません。凡百の伝記映画とは違います。

だから、ジョブスについて詳しくないと何やっているのだろうか分からないところも時々見られますが、途中からとても興味深く拝見しました。

アップルを解雇され、又再びアップルに戻るジョブズ。彼は私生児だったという事実、愛人クリスアンとその娘リサとの関係、マーケット担当ジョアンナとの友情等々。

こういう人などで取っつき難い奇人のようなところもありますが、目の付け所が優れたジョブス。演じたマイケル・ファスベンダーが上手い、更にジョアンナを演じたケイト・ウィスレットが更に良い。

監督はダニー・ボイル、とても上手く纏めています。チンピラ、SF、サスペンス、ラブロマンス何でも屋のような監督ですが、前作「トランス」も良かったですが、この映画も良く出来ています。ただ、この構成だと観客が食い付いてこないような気がしますが。脚本はアーロン・ソーキン、「ソーシャル・ネットワーク」とかこのブログでも取り上げた「モリーズ・ゲーム」も彼が脚本、監督を担当しています。

このブログ作成にBD版を鑑賞しています。            八点鍾

 

 

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