レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 ノーベル文学賞って有難いものでしょうか…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は、映画にとってノーベル文学賞ってと言うことを少し書き連ねたく。

今年のノーベル文学賞受賞者はアニー・エルノーさんで、フーンと聞いていましたが何か引っかかるので調べてみたら、彼女の作品が映画化されていました。私も見てブログにもアップした「シンプルな情熱」という映画でした。

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ブログにも書きましたが、この作品は私には合いませんでした。映像化の難しい小説なのでしょう。どちらかと言えば、ストーリーテラーの作家ではない人たちなので映像化は難儀をするのでしょう。

でも、このノーベル文学賞というタイトルは商売につながると思われ、このノーベル文学賞受賞者の小説を映画化した作品はあります。但し、多くはありません。

有名なところでは、カズオ イシグロ「日の名残り」、ギュンター・グラス「ブリキの太鼓」、ボリス・パステルナーク「ドクトル・ジバコ」、アルベール・カミュ「異邦人」、アーネスト・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」ジョージ・バーナード・ショー「マイ・フェア・レディ」ぐらいでしょうか。

これらの作品はすべて大変良く出来ていますが、私の好みは「日の名残り」で、いや渋くて良い映画でした。

でも、もっとステキなのはノベール賞の内幕を描いたマーク・ロブソン監督ポール・ニューマン主演「逆転」というサスペンススリラーなんですけど。    八点鍾   

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追記 個人的にもう一つ好きなノーベル文学賞受賞者の映画を忘れていました。

これも良い映画です。

 

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