レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

番外編 映画作品におけるミニマル音楽…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は映画の紹介ではなく映画音楽に使用されるミニマル音楽について少しお話をしたいと思います。

 

 

最近、TVを見ていてパーカショニスト加藤訓子氏の「ライヒ85 NYカウンターポイント」の演奏を鑑賞して、なかなか良いなと思い調べてみました。

この手の音楽をミニマル音楽と言い、現代音楽の一つで定義として音の動きを最小限にしてパターン化された音型を反復させる音楽(Wikiより)とのことです。

成程ね、著名なミニマル音楽家としてフィリップ・グラス、ジョン・アダムス、坂本龍一、久石譲、伊福部昭氏らの名前が確認され、この手の音楽がよく映画に使われる、無機質なメロディなので映像によく合うという理由が理解できました。

この手の音楽で一番有名なのは「エクソシスト」のテーマ音楽となった「チューブラー・ベルズ」でしょう。マイク・オールドフィールズはこのミニマル音楽の手法を用いてこの曲を作り上げました。映画の作風にも合っていましたが、この「エクソシスト」はあの現代音楽の巨匠クシシュトフ・ペンデレッキの楽曲を使用していたのが興味深いと思います。

 

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www.youtube.com     めぐりあう時間たち フィリップ・グラス

 

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        ジョン・アダムズ ミラノ、愛に生きる

   

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              マンチェスター・バイ・ザ・シー レスリー・ハーバー

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                  戦場のメリークリスマス 坂本龍一

 

今後、この様にミニマル音楽は映画音楽の中で重要な立ち位置を占めるものだと思います。                              八点鐘

 

 

           ライヒ85 NYカウンターポイント