レタントンローヤル館

主に映画のお話

「JFK」20世紀最大のミステリーを扱ったオリバー・ストーン監督の力作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「JFK」(1991)です。

この作品は、59年前の11月22日にダラスで起こったケネディ大統領暗殺事件を扱った映画です。この手の映画を製作しないハリウッドで珍しい政治映画になっています。

映画は、ニューオーリンズの地方検事ジム・ギャリソンはケネディ大統領がダラスで暗殺されたことにショックを受け、又犯人としてリー・ハーヴェイ・オズワルド(ゲイリー・オールドマン)が逮捕され、又すぐに射殺されたことに憤るのだった。オズワルドはここニューオーリンズで不思議な経歴と奇行で有名な人物だった。3年後ウォーレン委員会報告書を読み、疑念を持ったギャリソンは秘密捜査を行い、浮かび上がった暗殺容疑者クレイ・ショー(トミー・リー・ジョーンズ)なる人物に対して裁判を起こすのだった…

監督はオリバー・ストーン、あの煽情的な自伝戦争映画「プラトーン」の監督で、今回、この作品を鑑賞してストーン監督のベストはこの映画だと思いました。特に前半はサスペンス映画として良く出来ています。特にドナルド・サザーランドが演じるX大佐が登場する辺りはとても優れたシーンになっています。

このジム・ギャリソンは実在の人物で実際に法廷闘争を行いましたが、映画のように裁判では証拠不十分で勝つことが出来なかったそうです。映画でも、ギャリソン検事の最終弁論ほとんど推測によるものでこれでは勝てないと思います。でも、その志の高さは誰もが評価すると思いますが。

映画では、ピッグス湾事件に対して弱腰な対応をした大統領ケネディではなく、副大統領ジョンソンを大統領にするための陰謀として描かれています。が、あの時代ケネディが暗殺されなくてもベトナム戦争は拡大するのではと私は思いますが…

このブログ作成にDVD版(ディレクターズカット 約3時間半)を鑑賞しています。さすがに長いので閉口しましたが。                   八点鐘

 

追記 米国のアジア政策はあまりうまくいっていません。例えば、中国の場合蒋介石を押していましたが、結局毛沢東に負けてしまいました。韓国でも李承晩を大統領として押しますが、いろいろと問題があって両名とも最後は米国へ亡命しています。

この作品は、ケネディ大統領暗殺陰謀論を描いた作品ですが、大統領暗殺映画は色々とあって、「ダラスの熱い日」「パララックス・ビュー」「影なき狙撃者」辺りが代表作ですが、中でも異色なのが私は見ていませんが、あのアンリ・ベルヌイユ監督イヴ・モンタン主演「I... comme Icare」(1979)という作品も、ケネディ大統領暗殺を描いた作品です。だから、フランス映画は侮れません。

日本でも、伊藤博文がハルビン駅で暗殺されています。朝鮮人安重根が犯人として処刑されていますが、検死ではフランス騎兵隊カービン銃の弾丸が摘出されています。安重根が持っていたのはブーロニング拳銃だとか、興味深いですね。

 

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