レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

「48時間」ウォルター・ヒル監督の良く出来たポリスアクションバディムービィーですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「48時間」(1982)です。

映画は、強盗殺人で服役中のギャンズは、仲間の助けで脱獄に成功する。LAPDの刑事ジャック(ニック・ノルティ)は車泥棒の件で容疑者に会いに行く同僚と共に安ホテルを訪れるのだが、そこにはギャンズ達が潜んでおり、銃撃戦になってしまい、同僚二名は殺され、ジャックの銃が奪われてしまう。この辺り黒澤明監督「野良犬」に似ていますが。ジャックは、書類を偽造してギャンズの仲間レジー(エディ・マーフィ)を48時間仮釈放させて、ギャンズを追跡するのだが…

ウォルター・ヒル監督の良く出来たポリスアクションバディムービィーです。興行的にも成功し、今思えばウォルター・ヒル監督の一番脂がのった頃だったと思います。ニック・ノルティは男ぶりもよくかっこいいし、エディ・マーフィのいつものスタイルはこの映画から始まったと言っていいでしょう。

ニック・ノルティが転がすボロボロの1964型キャデラック・デイヴィル・コンヴァティブルもエディ・マーフィが乗るインターメカニカ356Aスピードスターも決まっています。後半の演出が少しMTV風なのも素敵です。

ラスト、中華街でギャンズとコルト ガヴァメントで対決するシーンが決まっていますし、物語の発端になった50万ドルをレジーに渡すシーンも男らしくて、美しいです。

この後、ヒル監督は色々映画を撮りますが、「ダブルボーダー」「トレスパス」「レッドブル」「ラストマン・スタンディング」「ジョニー・ハンサム」等ありますが、いま一つで今は何しているのかな…

このブログ作成にDVD版を鑑賞しています。       八点鐘

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          上記作品は脚本家として参加

 

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